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熊野大社へ春の山形置賜ドライブ(前編)

お久しぶりの投稿となります。


皆様、ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家では、隣県も含めて数か所ドライブで訪れました。

1か所目は、山形県置賜地方
2か所目は、秋田県県南地方(横手、湯沢地域)
3か所目は、山形県庄内・最上地方

まとまった休みとなりましたが、遠方へのお出かけは今回控えました。その分小刻みではありますが、複数箇所訪れて地元の再発見もできたので、これはこれで良い過ごし方ができました。

今回は1か所目、置賜地方南陽市へのドライブの記録です。なおいずれのドライブの出発地も、山形県村山地方の某市となります。

目的地を南陽市に選んだ理由


それは熊野大社を訪れるためです。

妻のかねてからの要望でようやく実現しました。距離自体は1時間もかからないのですが、先の庄内のドライブ同様、積雪のある冬は他地域へ行く気分が乗りません。もちろん通勤や通学などで通われる方もおられますが、私の場合、山形盆地のある村山地方(特に南部)にこもってしまいます。

東北の伊勢へ


いよいよ春になり、我が家での地域外ドライブ解禁です。
私は、県内移動の場合は有料道路は使用しません。ですので、今回の行きは国道348号を利用しました。山形市長谷堂の信号を抜けると起伏のある山道となりますが走りやすい道です。途中上山市狸森(むじなもり)に入り、境小滝トンネルを抜けると、そこからは置賜地方の南陽市小滝地区。国道をさらにまっすぐ進むと白鷹町となりますが、手前で左折し山形県道5号線を南下します。南陽市を南北に貫く道路で、熊野大社のある宮内地区にはアクセスが良いようです。標高が下がるに従い建物の数も増えてきて、熊野大社の案内の看板も出てきました。ナビの示した交差点で右に曲がると、程なくして熊野大社の鳥居が見えてきました。熊野大社に到着です。

何かを発見

ドーナツ屋さんのmaaruさん

妻が「あっ」と声を出しました。「ようやく来れたので、嬉しいからかな」と思って聞いてみると、鳥居の隣にあるお店があったからでした。それは maaru(まーる)さん。ドーナツ屋さんです。以前上山市のお店に、これもまた妻の要望で行ったことがありました。姉妹店かなと思い聞いてみると、上山のお店はしていないそうですね。では、参拝後に寄ることにしよう!

熊野大社の境内へ

天を突くように高い杉並木と階段

鳥居をくぐると、天を突くように高い杉の並木が続いています。手水舎は業者の方が何らかの準備をしていたので、今回は使用せず。石畳の坂道を登り左に曲がると、石段の階段が現れました。段数は48段だそうですね。杉並木から光が漏れつつ、苔むした緑の世界は何だか神聖な雰囲気が漂います。途中から子供が抱っこをせがみ、息を切らしながらもなんとか登頂。

青と緑のかざ車が回る光景は涼しげだ

目の前に現れたのが、立派な茅葺の屋根の熊野大社本殿。そして青と緑のかざ車が多数設置されており、涼しげな雰囲気を醸し出していました。まずは家族で拝みます。お賽銭を入れ、鈴を鳴らし、2礼2拍1礼。それぞれの思いを伝えます。その後はおみくじ。後述するうさぎが有名な神社とのことで、うさぎのおみくじ(結うさぎ)と命のお守りを授与所にて授かりました。うさぎが有名と書きましたが、恥ずかしながらここに来るまでその事を知りませんでした。授与所にて本殿裏のうさぎの彫りは見られましたかと聞かれ、初めて知りました。なんでも3羽のうさぎを見つけることができると、願いが叶うそう。早速本殿裏へ進みます。途中、お稲荷さんがありました。

3羽のうさぎを探す

3羽のうさぎを探したけれど

本殿の裏手に進むと、たくさんの人が上を見上げていました。皆さん、3羽のうさぎを探しているようです。当初私は見つけるのは容易だろうと高をくくっていました。しかし1羽は見つけられるものの、それ以降は見つからない。勝手に「こういうものは解きやすいようにできているに違いない」と思い込んでいましたが、時代も違いますし「見つけさせるのではなく、見つけさせないようにしているのかな」と作者の思いを想像しました。結果、それ以降見つけられず。でもいいんです、また今度子供とここに来る理由ができたから(強がり)。3羽のウサギをネットで検索すると、危うく答えの画像を見てしまいそうになるので、慎重に見ないように、自分で見つけるまでは過ごしたいです。

束の間の別行動

葉桜になりかけていたが、桜の水玉模様の地面

階段を降りると、先ほど気になっていたドーナツ屋さんmaaruさんへ。妻や子供がワクワクしていたので、購入は子供たちに任せることに。その間、私やんみーは隣の双松公園へひとっ走り。というのも、昨日の段階でここだけ桜が咲いているという情報をネットで見たから。でも当日の朝の情報では、葉桜に。ちょっとくらいなら、もしかしてと淡い期待を持ちながら、歩いて階段を上ります。しかし、私以外上る人はおらず静かな雰囲気。かろうじで八重桜が咲いていました。やはり遅かったようです。ふと振り返ると、南陽市街が公園の丘から一望できました。きれいな光景でした。そして妻から電話、「ドーナツを購入したよ」との事、各々駐車場へもどり合流しました。

八重桜と南陽市街

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
今回の続き、熊野大社へ春の山形置賜ドライブ(後編)はまた次回に。
この後、舞台を同じ南陽市内の赤湯に移し、食事や温泉へと向かいます。
感想やご質問等ございましたら、気軽にコメントいただけると嬉しいです。
それではまた次のブログで!(下記リンクより、後編に続きます👇)

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