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学びの場に参加すること

社会人になってから25年経って、順番にあげていくとなかなか長くなりそうなくらいに学びの場に参加している。

そのうち自分の中で大きな転機となったことはいくつかあるけれど、その一つがモーネ寺子屋のグラフィック工芸コースという、京都にあったものづくり学校に、2007年から3年間通ったことだろう。

同級生だった仲間とは今でも仲良く連絡したりする。別のタイミングで在籍してた方たちとも交流があり、その後通ったフランス語教室が同じで、私の後にモーネ寺子屋に在籍していた友達とは、一緒に1週間ほどフランス旅行に行ったりした。

彼女が3月末に京都でカフェ兼ギャラリーを開業し、そのお店でモーネ寺子屋関係者を集めた会をしたいので、任せると頼まれた。

店主の友達と相談して日程、参加費、人数を決めたり、誰に声をかけるか考えたり。お店の開業にあたって一番サポートしていた方は外せないと思い、先に声をかけて、誰に声をかけるか相談して、何人か声かけてもらったり。

最初に声をかけた方が行けなくなったりして、人数確保のために、何年も連絡してなかった人たちにも連絡してみた。行けない人もいたけれど、みなさん割とすぐに返事をくれて、近況も知れてうれしかった。誘われたらすぐ返事!声をかけてもらってうれしいって感謝を伝えるのは大事だなと教わる。

最終的に自分も含めて10名集まることになった。私が話したことがない人はいなかったけれど、参加者同士は初対面に近かったり、話したことがなかったりするだろうし、せっかくだから全員顔と名前が一致するような会にしたいなと。

そして迎えた当日。たくさんおいしいお料理に満足した後、全員でのお話の時間に。1人ずつ自己紹介となると、お決まりの言葉があったりするけど、ニックネームといつ学びの場に在籍していたかの最低限の情報以外は、作ったものを持ってきてもらって話したり、他のメンバーからこの人はこんな人だよって話してもらったりして、お互いを知る時間になったのではないかなあ。

予定時間はオーバーして、名残惜しかったけれど、なつかしい話にも花が咲いて、終始おだやかであたたかな時間になってよかった。

通っていた頃だと、こんな仕切り役みたいなことはできなかったと思う。何より引っ込み思案で、人見知りで人の前に立つなんてとんでもないというタイプ。あれから15年以上経って、いろいろな場に参加させてもらって、自分も変わったんだなと思えたひとときだった。

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