見出し画像

2024バスク地方への旅:4 ビルバオ1日目

朝ごはんはいつも前の日に買ったパンとかを食べていたけど、この日は近くのカフェに食べに行く。作りたてでおいしい!カプチーノとじゃがいものオムレツ、トルティーヤで4.6€

宿のご主人に挨拶して、サン・セバスティアンを後に。サン・セバスティアン、とても好きになったし、旅の始めがこの街でよかった。

サン・セバスティアンからビルバオへはバスで移動。時間は1時間20分ほど、片道7.95€で1500円弱。隣との間隔が狭いなと思ったら、ずっと隣の席の人がめっちゃ激しく咳込んでて嫌だった。もちろんその人も私もマスクはしていない。

荷物のトランクが少し高いところにあって、自分のキャリーバッグが奥に入ってしまい、私の手では届かず悪戦苦闘していたら、反対側にやって来た方が、他のスーツケースで手前に押してくれて助けてくれた。ありがたや。

予約した宿はビルバオのバスターミナルのすぐ近くで、繁華街からは少し離れているのだけど、サン・セバスティアンの街のこじんまりした雰囲気と全然違ってびっくり。

ビルバオの目的はグッゲンハイム美術館ビルバオで開催中の奈良美智さんの個展を観たかったから。建築も有名でずっと前から行きたかったところ。

有名な花を使った犬の作品
フランク・O・ゲーリー設計の有名な建築

ガイドブックに併設のビストロがおすすめされていたので、オンラインで予約してまずは食事から。

こちらを設計したフランク・O・ゲーリーのスケッチを使ったランチョンマットも素敵。

パンはフムス付き

バスク名物の白ワインチャコリ3.5€と前菜・メイン・デザートのセットメニュー29.5€を注文。どれもいくつかある選択肢の中から選ぶ。

前菜は地元産のトマトサラダ


メインは豚肉リブのローストとインゲンのソテー
デザートはキャラメリゼした羊のミルクと焼きりんご
泡立てた羊乳の中に焼きりんごが少し

最後にピスタチオのマドレーヌもついて、どれもとてもおいしく、お腹いっぱい。

いよいよ美術館へ。奈良さんの展示はいくつか展示があるうちの一つ。去年の秋に見た青森の展覧会よりはだいぶこじんまりしていたけど、解説を聞きながら作品をじっくり見られて、また新たな魅力を感じた。わざわざ来てよかった。

途中で近くのトイレに行くと清掃中で10分間使用できず。そういう仕組みなんだ。草間彌生さんの鏡を使ったインスタレーションも、QRコードで待ち行列に並び、順番が来るのを待つスタイルで20分くらい待って30秒で作品鑑賞終了。

他の展示も全部見たら、食事の時間を抜いて3時間半ほど。めちゃくちゃ見応えあるので、行くなら半日はほしい。入場料18€に音声ガイド分も含まれていて、どの展覧会もバスク語、スペイン語、フランス語、英語の4か国語で解説が聞ける。私は奈良さんの展示だけ英語の解説を聞きながら見た。

建築を生かした展示の仕方も素晴らしい。

リチャード・セラの彫刻の部屋
最後にどう感じたか話し合うように提案してるのがさすが
近くで見ると使われた素材に驚く大型作品
天井のカーブと作品の曲線がシンクロしてる

ミュージアムショップ、奈良さんのグッズで1番惹かれたのはリネンにプリントされたカバン。メイドインヨーロッパでこだわりの作りだけど49€となかなかお高いので、手は出ず。

サイズは大きめ

気づいたら18時半頃。ビルバオはスーパーなど日曜日に営業しているお店がかなり少ないことに気づいて、一度ホテルに戻ってチェックイン。スタッフさんは日本語と少し話してくれるフレンドリーな方。預けた荷物を引き取って部屋に置いてから、おみやげの買い物に出かける。

ビルバオ駅前の商業施設に入っているスーパーで職場用のおやつを買う。11€ほど。

ホテルの最寄駅に着いたら雨が降って来た。雨宿りも兼ねて、バスターミナルにある飲食店でサクッと食べる。

この日2回目のトルティーヤと定番ピンチョス。

合計4.3€

雨は夜の間ずっと止まず、少しの距離でもまあまあ濡れた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?