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内向型「まだそのこと考えてたの?」と言われる

大勢の集まりに出ると固まってしまう。だとだれと話していいかよくわからない。話題はポンポン変わるし、ノリやテンポを要求される会話は苦手。興味のあるテーマでじっくり話すことに会話の”意味”みたいなものを感じます。これも内向型の特徴なんですよね。

今は「わたしは興味のあるテーマについてじっくり話たい人なんだよね〜」と自覚しているけど、過去のわたしは自分の特徴に気づいていなかった。周りの話題が変わっても自分だけ考え続けていて、ヘンなタイミングで話し出すから、友人に「え?まだそのこと、考えてたの?」って言われたこともあります。

そのときは、どうして自分がその場のノリでテキトーにやれないのかわからなかった。それどころか「なんで他の人は話を中度半端にしたままで話題をコロコロ変えるのか」と少々腹を立てていたのです。話の途中で「まー、それはいいんだけど、ところでさー、この間友だちがね…」…何がいいんだか不明なまま全く関係ない話に移るってことはよくある。わたしにとっては腑に落ちないけど。

自分が内向型だということを知らなかったから、どうしてフツウにワイワイやれないのか、大勢でいると居心地悪いのか気づいていなかったのです。

「きっとわたしは融通が効かなくて、みんなのノリについていけないんだ。もともと性格が暗いんだろう」
とネガティブにとらえていました。

自分は内向型だと受け入れた今ならわかる。わたしはそういうふうにできているってこと。疲れそうな集まりには行かなくていい。疲れそうな人とは無理に付き合わなくていい。

セミナーとかワークショップに参加すると懇親会がありますよね。せっかくだし、同じ興味を待つ人とも交流したいな〜って思います。でも、ちょっと疲れそうな気も…そんなときは「1時間ぐらいなら」と言って参加してます。

大人数で話すときは、話題がコロコロ変わって、会話が浅くなるのは当たり前。それがパーティトークってもんだよね。それが苦手なら二、三人の話したい人とだけ話せばいいし、疲れを感じたら、さっさと帰っていいのです。うちに帰ってお風呂に入ってのんびりすればいいんだよ。

自分の気質(内向型)を受け入れて、付き合う人や参加する場を選ぶと、人生はとても楽になる。

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