doodlineをクローズします。

まいど、弓矢です。
6月から公開していたdoodlineを、今年いっぱいででたたもうと思います。
発表が遅れてしまって申し訳ございません。

以下、クローズに至った理由です。

なぜたたむのか

自分自身使わなくなってしまった
正直これにつきます。
私は絵チャはあまりしない方なので、「落書きツールとして気軽に使えるようにしよう」と設計していました。
しかし落書きツールとして使おうと思うと、ネイティブアプリに勝てなくなってしまいます。
結局、私はdoodlineを使わなくなってしまいました。
サービスを作った私自身がほかの代替手段を使ってしまう状態では、改善も続けられないと言っていいでしょう。

疲れた
運用していくうちによくなっていくという実感がほとんどありませんでした。
しばらくは

運用コストが高すぎる
運用費がタダなら放置していますが、このサービスはなにもしなくても月2000~3000円くらいかかっています。
GCEを辞めたら少しは安くなりそうですが、移行にもまた時間がかかってしまいますし、移行したところで無料になるわけではないのですよね。

反省点

遊べる要素が必要だった
一緒に絵が描けるSNSだけだと弱いかなあと思いました。手書きブログの再発明にとどまってしまった感じがありました。
このあたりはもう少しサーチする必要があった気がします。

ネイティブアプリでやったほうがよかった
遊べる要素(明確な使い道)がないのなら、利便性を上げたほうがよかったかと思います。
ブラウザではお絵かきツールとしてのスペックの限界がすぐ見えてしまって、大変使いづらかったです。

ユーザーともっと交流したほうがよかった
しょっちゅう絵チャ(お絵かきの森)をやってる友人からいろいろ学んでいくこともできたはずですし、最初は少なからず見てくれる人もいました。
自分がユーザの時に使っているところを開発者に捕捉されるのは嫌ということで、あまりこちらから交流を持ちかけることがなかったのですが、「自分が嫌だから相手にもやらない」では進まないこともあるのかもしれません。

良かったこと

休みの日は個人開発にフルコミットする癖がついた
おかげでずっとモノ作ってます。
前は気が向いたとき開発だったのが、今では休みは常に開発をやってる感じです。

精神状態がよくなった
何度も言ってるのですが、こういう生活のほうが向いているようです。

作っている最中はとても楽しかった
オープンベータ版のときの、みんなの意見をききながら実装して試したりするのはめちゃくちゃ楽しかったです!
みなさん本当にありがとうございました……!!!!

これから

クローズが正しかったのかどうか
もうちょっとがんばって運用してもよかったかもしれないなあ、とかちょっと思っています。

AR Drawing Modelをいじりたい
先日、このアプリを使ってちょっとポーズが違う絵を描こうと思ったらうまくできませんでした。
私としては絵の練習はしたくないので、アプリを改良したいところです。

創作する人を支援したい
私の周りに創作する人が沢山いるので、創作をもっとたのしく、もっと楽にできるサービスやアプリを作っていきたいなあと思っています。
アイデアは結構あります。近いうちにそれのはしりをお見せするかと思いますので、そのときはどうぞよろしくおねがいします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?