晴れたり曇ったりの金曜日(読むだけ無駄の、只の個人の日記です)
上記画像の「TGIF」という略称はけっこうニュース番組等でも耳にするし、妻のようにアメリカ人の多い職場に居ると、金曜日にはこれを口癖のように言う同僚が目立つとのことだ。
で、今年は31日が月曜に当たる為、ハロウィンが盛り上がるのは本日28日を含めた今週末に限るとかで、ダウンタウンにある妻の職場(そこの会社のスタッフは平日は余所の街へ出張するが、金曜日は基本、ダウンタウンLAにある事務所に、ほぼ全員集合)でも今日は、ランチ時にコスプレ有りのハロウィン・パーティーが行われたと聞いた。
それも2時間ぐらいの長さだったとかで、妻はこういう風なハチのコスチュームを選んでいた。わざわざ触角まで頭に付けて。別に派手ではないが、今度ウチに遊びに来た生徒さんの前でも同じ格好をしてもらって、写真を撮って、知人に送りつけて軽い笑いを取る事にするか。
そのパーティー中の会話でも、普段から雨の降らない街の住人が集まるため、今週末の天候が話題の中心だったとも聞いた。
なんでも西海岸に嵐が近付いているとかで、昨日の木曜から天候が不安定。今日も早朝から曇り空で、お昼以降に晴れたかと思ったら、すぐに光が遮られたり、の繰り返し。
そう言う日に限って外出予定が急遽、入ってきた為、ダウンタウンまで向かう事に。坂本真綾版のDOWN TOWNを聞きながら(どんどん抉り出そう)。
私の住む街パサデナからダウンタウンLAまでは、約14マイル(約22キロ)離れており、電車で移動をすると目的地に辿り着くまでにそれなりの数の街を目にする。今日はそれこそ、街から街までの移動の間、場所によっては天候がかなり変わるのが見られた(完全な晴天から、暗雲、小雨、直後に急な晴天、との具合に)。
私はガラケー使いなので、電車に乗る時は音楽に集中して聞くか、フィジカルな読み物を持ち込むか、先述のように風景を楽しむか、あれこれ独りで考えるか、と言った若干の選択肢が出る。
今日も相手先へ向かう途中、そう言えば自分が積極的に話したい相手の基準ってなんだろうね、と思ったとき、自分の知らない事を知っているだけでなくそれを興味深く語れる・説明できる、が第一歩ながら根本的なラインじゃないかな、と言う風に頭が回り始めてきた。
たとえば自分が眠っている時や呆けている時に、同じ時間で、あれこれ調べたり知識を蓄えたりしていると言うか、そういうひとたちと話すと、たとえ週に一回程度の挨拶や近況報告でも、短い時間でやけに濃度の高い内容になる事が多々ある。
多分このひとだったら、この辺りまでは余裕で辿り着いているだろうな、絶対にあの深さまで掘り下げているに違いない、というのが何も言わなくても伝わってくる感じで、そういうのは本当に、何気ない一言からでも十分、醸し出せるし、私も感じ取れる。
1日24時間の中で人間、どうしても数時間の睡眠は必要になるし、自分一人であれこれ調べていくのはおのずと限界が出てくるから、そう言う時にほぼ自分と同じぐらいの目線でありつつ好奇心旺盛な相手から、語る対象物が同じでも全く異なる視点からの意見をもらえたりするのは、本当に有り難い。
特に私自身、最近は、日々アップデートされる出来事に流されがちにならないよう、過去の出来事も可能な限り追うようにしているし、娯楽や芸術に関しても、その起源に興味を持つようにしている(例えば、アニメーションの起源を辿っていく場合、「A Trip to the Moon」程度はちゃんと押さえておく、みたいな)。そうなってくると時間はどんどん足りなくなるが、むしろこの歳でようやく、時間の使い方、配分の仕方が、分かりかけてきた気がしないでもない。
それと比べると、ハイいつもの愚痴が始まりますよ、自分と同年代は何であんなにやる気が無いのか、知識も無いのか、あれこれ時間を割いて掘り下げようとしないのか。だいたい時間が無い時間が無い言ってるわりにはどーでもいい芸能人の失態や身内の悪口で何時間も盛り上がってはこっちからアカデミックで知的な事柄を振ると最初の一歩で全力で逃げられるわしいては
あ、電車が目的地に着いた。
そのまま次の目的地へ移動する為に乗り換え。
相手の指定したカフェへ移動。
必要書類、受け取り。
軽く今後の仕事の話しを1時間ほど。
夕方前には帰宅し、程良く自然解凍された豚肉を使って、今晩はトンカツを作る事に。
トンカツを美味しく作るコツはやはり二度揚げ。中火で4~5分ぐらいじっくり揚げて、キツネ色が付き始めたら油から引きあげて、4分そのままにして、仕上げに強火で30秒。
そうやって出来たトンカツがもう、美味いの何の(うみゃああああ)。
特に、NetflixでTokyo Storiesの題で、深夜食堂が始まったのを思うと、尚更に!(Ootoro, ikura, kani!)
どんどんまとまりが無くなってきたが、こういうのは内容よりも、毎日マメに続けるところに意義があると思うので、ウチの近所のエンジェルス・フォレスト(ハイキングに推奨される自然公園だが、毎年必ず遭難者が出るのでも有名)で遭難したらしいとかで捜索願いが出されたひとと言うのが、隣町のラ・プエンテ(La Puente)在住、ジョン・キング(John King)と、当該のニュース映像を観た瞬間に「Pastor King」はたまた「キング様」とイメージしたくなるお写真だったので、それを以下に貼り付けて明日に進みたい。物凄い博識に見える一方で、無類のマリファナ好きっぽさをも醸し出した、身内提供の写真だと思う。