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スポティファイ

余所でも書いたが、アメリカ人の先生というのは本当に、やる気のある、積極的な生徒をガンガンに背中押ししてくるというか、私もコッチの大学に通っていた時は、そうしたアメリカ人講師に何度か巡り合ってきたので、現役の生徒さんから「なんかもう先生から、この映画を観た方が良い、もっとこれを勉強したら良い、この教本はお勧めだ、と熱心に反応されて、すげー楽しいです!」という話しを聞くと、懐かしい気分になる。

アメリカ人で、それこそ教師になるような、特にあれこれ勉強する人は、こっちからある程度のレベルのネタを振ると、それに対してガチで答えてくれるから、私もその反応の楽しさというのが、凄い分かるのよね。

私としては、自分の好きな分野に対する知識と理解は、他の冷や水ぶっかけ好きな連中がどう言ってこようが、どんどん掘り下げて深めて行くべきだと思うし、上げたレベルを落とす必要なんてどこにも無いから、その生徒さんにはもっと質問内容等を深くするよう、倍プッシュしておいた。

ジャンルにこだわらず、自分が興味を持ったら、あらゆる分野に首を突っ込むべきだし、そうしたらそうしたで、自分が掘り下げられる範囲でガンガン掘り下げ、情報量を増やす。それによって、話しの引き出しも自然と、広がってくる。

たとえば音楽作品をあれこれ語るにしても、私は他で得た知識を、ひとまず邪魔にならないように、盛り込む。作品によっては、音楽内容そのものよりも、比喩的な表現のほうが、伝わる率が上がる「事もある」からだ。まあ音楽に関しては、個人個人の受け止め方が抽象的なので、私の言いたい事が全く伝わらないことだって常にあるけどな。

で、作業中のBGMをもっと増やさないと、と思い、スポティファイをインストールしてみた。

https://www.spotify.com/

exeファイルを展開するのは、たとえ誰にでも知られたアプリであっても、ちょっと緊張するし(ウィルスを食らっては直した数も私は相当、あるので。レジストリの書き換えまでやったこともある)、msconfigを開いたら案の定、自動的にスタートアップ・プログラム(PC起動時に勝手にアプリが立ちあがる)が入っていたが、そっちは早速オフにしておいた。

アカウントを設定後、少しの間を置いて、実際のプログラムが起動。ってか立ちあがるの、早っ。

軽く使ってみるつもりが、気付いたら2時間ぐらい、経過していた。

確かにこれは、お手軽で、使い易く、さらに自分が能動的に検索をしなくても、画面上には様々なアーティストや楽曲がポップアップしてくるので、音楽へのアクセシビリティに関して言えば、非常に高い。

PCやスマホを一台持っていて、wifiが取れる場所へ行けば、そこが自分自身のレコード・CD屋兼リスニング・ルームになる、みたいな感覚だ。

確かに、CD屋によく通っていた身からすると、CDケースやアナログ・レコードを手にした際のフィジカルさ、という「それはそれで楽しい」過程がすっ飛ばされるわけだが、工程よりも数をとにかくこなしたい今の私には、コッチのほうが丁度良い。(そもそも今のアメリカでは、CDを売っているお店が皆無だし)

無料アカウント対月額$10のプレミア・アカウントの違いを調べてみたが、音質や広告、オフライン再生にこだわらなければ、別に無料アカウントでも十分な気がする。

サービス開始当初、無料アカウントは月に10時間までの再生と、リミットがかかっていたそうだが、Google Playといったライバルがどんどん、無料でサービス可能な範囲を広げたのもあって、現在の無制限に落ち着いた、との事。

日本でもつい先月、9月29日から日本語版のサービスが開始したそうで、英語版とは若干、内容が異なるみたいだが、試しにインストールしてみて、使い勝手が心地良いかどうか遊んでみるのも、良いんじゃないかと。