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週末記録20220306

 まだまだ続くCOVID-19禍下での勤務体制や生活制限ループの中で,いろんな所で無理をせざるを得ない職場環境ってどうなのかね.仕方ない面も含んでとはいうても.何となく空気とか圧力とかいう言葉が浮かんだり.厳しすぎる対処が却って穴になるという感じの危惧を持ってたり.フェイルセーフに重きを置くあまり,フールプルーフが疎かになるとかね.ゼロリスクって厄介やねぇ.

 ジブンは病棟精神科作業療法から離れて久しいので実感としては少ないけれど,病棟メインの人からの考えを聞くと,旧来から,そしてそこから繋がっている精神科作業療法って,どうもやはりグループを前提にしちゃっているので,それを止められたらどうしたら良いかわからなくなるのかなと思うたり.変化を望まず同じ報酬を前提にしてるとそうなるかもね.でもそれは誰が要求することなんやろうか.もちろん治療構造があってからの作業療法となるので,全体の構造変化も考えていかなんやろけど.

病棟のスタッフでもあるOTさんにとっては,直接仕事に関わるので重要やろし何らかの危惧は持っているかもなぁ.

 就労移行支援のメンバさんからハローワークに行く件はどうなっているのかと確認.ちょうどこちらもその話をしようとしていたので良いタイミング(まぁ遅くなったりはしてない)だと,来週行く段取りをつける.

 働くという作業にどういう価値を持つかは人それぞれで,軽重もあるので,対価というか,お金を稼ぐという結果にコミットするかによりその必要性にも差が出てくる.もちろん稼がないといけない状況にある場合には,お金以外の価値は矮小化されるかも知れないが,でも継続していくためにはお金以外の価値を見つける必要があったりする.働くのを全肯定も全否定もせず,そこは寄り添う方向で.

 会話をしていこうとしてもどうも相手と間を合わせられずにいるメンバさんってよくいて,そこで思う事.機関銃のように相手の話すタイミングに構わず喋っていくのは,それが随伴する感情を良くするからか.機会がなければ話を聞いて答えていくという会話,ひいては対話の心地よさを想起されないよな.なぜそうなっているのかというと,想像ではあるが人生の境遇がそうであったのやろうと.取り巻く人たち,家族や友人や知り合いがそういう文化圏だったから何やろう.そうやって過ごすのを肯定許容されていけば強化されるよな.

 生活訓練のメンバさんが郵便局でお金を下ろす必要があるという事なのでと車で移動支援.キャッシュカードは作ってないのでと窓口で行う.という事はATMも使った事が無い可能性が高いな.ついでによもやま話なぞ.今の地域が地元なので,昔がどうだったかなぞも聞いていったり.

プログラマを経て作業療法士へ.精神科病院で病棟やデイケア,通所リハなど渡り歩いた後で自立支援事業所へ.主な担当領域は精神障碍を持つ方の生活支援,特に就労支援が中心.大切な作業を大切に,がモットー.