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泥棒を捕らえて縄を綯う(なう)

泥棒を捕らえて縄を綯う
=泥棒を捕まえてから、
縛るための縄を作り始める

つまり、
普段の準備を怠り
事が起こってから慌てて準備をする

と言った意味です。

幼いころ、ちゃんと準備していなくて
バタバタしていた時に
昔、母によく言われていた言葉です。

そしてこの言葉を最近よく思い出します。
それはなぜかと言いますと…
まさに慌てた状況を目にするからです。

たとえば、何かを収穫しようとした時
本来であれば、畑を耕し、土を作り
季節(タイミング)に応じて種を蒔いて
しっかりと育て収穫するべきなのに

畑を耕すことさえ
できていないにもかかわらず
急いで種を蒔きなさい!と言われ
慌てて種を蒔くも
結果、当然のごとく収穫できません。

その作業を行う人も
大切に育てようとか
そんなことを思う余裕も無く
只々慌てて、時間に追われ雑になる

純粋に悪循環な気がします。

コロナになり、環境がすっかり変わり
慌てる気持ちもわからなくはないです。

何もしないよりは、何かをしたほうがいい
十分理解できます。

現状、泥棒を捕まえたのに
縄が無いのを理解していますが
今さら慌てても…という気にもなります。

でも急がば回れ!という言葉もあるように
どんなに慌てていても
泥棒が逃げることができるような
縄を作って意味があるの?

おそらくこの気持ちが
心の中にあるのだと思います。

時間が無くても
縄を綯う方法はたくさんあって
その見極めが確実にできるように
最低限の丁寧さ、確実さは残したいものです。

それより何より
準備は常にしておきましょう
╰(*´︶`*)╯♡

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