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4月23日 NY州の抗体検査

ニューヨーク州で始まった抗体検査の結果が話題になっている。

第一弾の3000人の検査は、スーパーマーケットや小売の外で、ニューヨーク市を含む、62郡あるうちの19郡で行われたという。3000人のうち、抗体が確認されたのは、約14%であるという。

この数字は、「かかっていたけれど気が付かなかった」という人たちの数がこれまで信じられていたより多かった、ということを示している。ところが、抗体検査、というものにまつわるわかりづらさと、読解力のない人たちのおかげで、14%もいる!というちょっとした騒ぎを起こした。

よくよく調べてみると、抗体が確認されたからといって、次にコロナウィルスに触れたときに必ず打ち勝てるかというとそうではない。検査自体にも誤差がある。つまり、抗体検査だけで、安全性を確認することは難しい。やっぱりワクチンの開発とのセットでないと、完全なる経済再開の土台にするには足りないということだ。


それはそうと、自分が暮らす場所なだけに、自分にもいつか検査が回ってくるのだろうか、と思ったが、現時点でわかるのはニュースを通じて流れてくる結果だけで、おそらく一般市民に届くのは、先のことなのだろう、と思ったところで、過去に検査を受けたことのある民間の会社からのメールが届いた。その会社が実施している抗体検査を受けられるという。ちなみに価格は169ドル。商売の速さに恐れ入る。


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