江角さんとの個別相談会

今回の江角さんの個別相談会は、
第10期京都ライター塾の募集に先駆けて
30分間、江角さんにお話を伺えるというものだった。


(第10期も満席とのこと…!おめでとうございます!)


こちらのライター塾は日程の関係上、私が参加するのは難しかった。

それでも、「書いて生きていくための100通りの方法」の動画を
繰り返し視聴している自分がいる。

自分の中に生じたわくわくの芽を
どうしても無視することはできなかった。


プロのライターさんに質問できる機会なんてめったいにない。
このライター塾以外に、学べる策はないか。
この思いをぶつけてみたい。
直接お話ししてみたい。


そんな気持ちで個別相談会に申し込んだ。


当日の早朝、

高揚感から目を覚まし
まだ暗い寝室でふとんにもぐりこんだまま
子どもたちを起こさないように
スマホの角度を気にしつつ

今まで頭に蓄積していた質問を書きだし、並べ替え、
自分なりの時間配分を設定。


ただし、相手とのタイミングや話の流れに任せる余白も大切。
相手があっての「会話」なので、何が飛び出すかわからない
予想だにしないハプニングも楽しみのひとつ。


初対面の人と話す心地よい緊張感。
相手のことを知りたいという思いが
あまり重たくならないようにコントロールしながら
心地よい空間を築けるように。

約束の時間が待ち遠しかった。


画面越しにお会いする江角さん。

何度も見た動画が思い返される。

ついにお話しできるのだ、と
不思議な感動を覚えた。


あのような素晴らしい経歴があり、
大学の講師も務めていらっしゃりながら

穏やかで、威圧感をまったく与えない柔らかな物腰。


すぐに「ゆみこさん」と名前で呼んでいただけたのも
気恥ずかしいような、くすぐったいような。

あたたかな雰囲気に包まれる。

優しいお姉さんを前に、

私は用意していた質問をぶつける。

答えがほしい場面では
はっきりと教えていただき

ただ共感してほしい場面では
そうですよね、と

横に座って聞いていただいているような感覚で


30分はあっという間に過ぎてしまった。


そうして、面談中に教えていただいた、

第10期京都ライター塾の動画を視聴し、自分でワークに取り組む
「動画視聴コース」を受講することにした。

実は面談中では
「少し考えますね」などと答えていたが

内なる私は、すでに答えを出していたのだ。


家庭を持つ母として、妻としては

自分のための行動にいろいろと足かせがあるのは事実。

ありとあらゆる損得勘定をしてしまうのが本音。

それは時間だったり、お金だったり。

得られるだろうメリットとデメリットを天秤にかけ、
様々な面から分析する。

これまでも、家族に協力してもらって
スクールでの学びやセミナーに参加してきたが

家族への配慮だって、その日だけすればいいってものではない。

食事を用意していけばいい、というものでもない。

さみしがった子どもへのケアに何日もかかってしまうことも。


それでも、自分への学びを続けるのは、

まだ、見ぬ世界を知る快感を知っているから。


学ぶたび、自分が何も知らないことを痛感する。


知らないからこそ、この世界を
おもしろがって渡っていける。

こんな思いをしながら年を重ねていけるのは
本当に幸せだ。


江角さんの動画は来月から配信されるそう。
2024年、とても良いスタートが切れそうだ。

来年の今頃はどこにいて何をしているか。
自分でもわからない。

来年の私が
笑って待ってくれていることを願っている。









この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?