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子どもの英語の勉強は、「突然始めて、突然終わる」がハードルを下げるカギ

子どもに英語の勉強をさせたい。でもテレビやYoutubeなど英語の勉強より子どもとって魅力的なものはあふれかえっています。それを取り上げて「今から勉強!」と言ったらやる気はがた落ちですよね。何かいい方法はないでしょうか?

カギは遊びと勉強と垣根を極力なくすということです。楽しく遊んでいるところから勉強に切り替えるというのは大人でも難しいものです。その切り替えのハードルをいかに下げるかが大切です。でも、どうやって?

その答えの1つが「突然始めて、突然終わる」です。「後10分テレビ見たら、勉強しようね!」と約束させたり予告したりするのではなく、テレビを見ているお子さんの横で、例えばお母さんが突然単語カードをバラーっと床に広げる。「何!?」と思って興味を持ってくれたら一緒にゲーム形式で単語を当てる、言うなどの活動をしてください。そしてお子さんが飽きる前にさっと終了し、「今の何だったの?」と思う程度でもうおしまいにします。中学生のお子さんの場合は、教科書の単語などをあらかじめカードにしておいてもいいですね。お母さんの手書きの文字、イラストもついているともっと喜んで見てくれると思います。下手な絵でいいので何か描いてみて下さい。教員をしていたころ、中学生の教材にはよく手書きで絵を入れていました。「これ犬、猫!?」「犬には見えない!」などと楽しんでくれていました。程よく勉強から注意がそれて楽しみながら学習できます。

「突然始めて、突然終わる」を実施するにはお母さんの下準備がちょっと必要になります。子どもがいないときに、教科書から単語を拾ってカードに書いて、絵をかいて、どんなゲームにしようかな、と考えて。。。
お母さんの頑張りどころですが、ぜひお子さんが喜んでくれて楽しんで学んでくれるところを想像しながら下準備をしてみて下さい。動画やデジタルなものに慣れている今の子どもたちだからこそお母さんの手書きの字やイラストは味があって嬉しいものです。

ぜひ楽しんでできるところから取り入れてみて下さい!

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