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仲源寺

昔から目やみ地蔵で有名な南座のすぐ傍の仲源寺さん。
実は学生時代にこのお寺にお花を習いに通っていました。

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とても厳しい先生でした。ご住職のお母さまだったそうで当時おいくつだったのか怖くて聞けませんでしたが、70歳は十分すぎておられたと思います。私の生け方というのを生かそうと思ってくださっていたのだなあと、今になれば思うのですが、当時はよくわからずただ、難しいなあと思いながら通っていました。あるときにはのびのび生けられていない、全部抜きなさいと最初からやり直したこともありました。私らしくないと言われた日は、何か悩み事があったりして集中できていない日で、よくわかっておられたなあと思います。そんな懐かしい仲源寺の前を通ったので、懐かしくお参りしました。いい先生でした。

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「雨やみ地蔵」と呼ばれていたお地蔵様。「目やみ地蔵」と呼ばれるようになった経緯(いきさつ)は、「雨やみ」が転じて「目やみ」になったという説と、眼病の治療にも霊験があるとの信仰からという説があります。黒光りした木彫りの大きなお地蔵様の目をよく見ると、右目が潤んで充血しているように見えます。そのため、眼病で苦しむ人の身代わりになっておられるとして、次第に目の健康にご利益のあるお地蔵様として、信仰を集めるようになりました。小さいところですが、いいお寺です。ぜひ近く寄られたら立寄ってくださいね。今日もいい一日を。9/29



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