はじめまして。東京のどこかで獣医師として働いています、ヤマカです。 東京農工大学農学部獣医学科を卒業後、2件の動物病院にて8年程勤務。 その後は2年ほど獣医学系の出版社にて編集業務をしていました。 現在は会社員としてペットフードの相談サービスをしています。 このブログは名前の通り、ノートして勉強の記録を書いていくつもりです。 昨今話題の感染症は動物にも影響を及ぼし、私は日々動物と人のニュースを調べています。 そんな中今回の仕事に転職し、改めて栄養学、食事管理といっ
「嗜好性」とはペットフードの特徴のひとつであり、その定義は 犬や猫によって、素早く勢いよく、しかも自発的に食べられるためにペットフードの持つべき特徴 だそうです🤓 「どれくらいの量を何分以内で」といった数値的な定義はないらしく、複数の種類のフードの比較、条件を揃えた複数の動物による試験などにより判断されます。 ある程度観測者の主観が影響することもあるみたいです🤔 動物の嗜好性は嗅覚、触覚、味覚に影響されます。 犬も猫もフードを前にしたらまずは匂いを嗅ぎますよね？
鳥の骨骨類は硬く、中毒というより物理的に危険🦴 特に鳥の骨は噛むと縦に裂けるため、消化管を傷つける可能性があります。 クリスマスや誕生日といったパーティで油断してると、ご飯をまだあげていないのに、いつのまにか犬がお腹いっぱいになっている、という事件が起きます。。。 私が病院で勤めていた時、X線に写る胃の中いっぱいのフライドチキンの骨を見た全員が苦笑いしました😂犬はとっても元気でしたが❗️ 丸呑みっぽかったし、なかなかの量だったので催吐処置は諦め、「頑張って消化するんだ
犬・猫に与えてはいけない食べ物をご存知ですか？ 結構有名なので知っている人も多いと思います。 代表的なものは、ねぎ類やチョコレートでしょうか🤓 なんとなく「〇〇はダメ」という知識はあっても ・〇〇の何がダメなのか？ ・どれくらいの量を食べると危ないのか？ ということまで知っている人は少ないかもしれませんね🤔 私も今回の勉強で不足部分を補いました💦 調べると結構色んなところに載ってるんですけど（笑） ねぎ類長ねぎ、玉ねぎ、らっきょう、にんにくなど、ねぎ類は全部
人間も犬も猫も哺乳類であり、必要な栄養素に共通する部分が多々あります。しかし、生き物として異なる以上、差はあります。 人間は雑食、犬は肉食よりの雑食、猫は肉食です。 犬の祖先は狼、というのは有名な説ですよね。 肉食だった狼は、現在のような伴侶動物としての犬になる過程で雑食になった、とされています🐶 人間が穀物主体の生活しているため、一緒に生活するには適応した方が効率が良かったのでは、と習いました🤓 雑食とは「動物性食品を摂取しなくても生きていける」ということ。 肉
人間は1食1食のバリエーションが豊富で、色々食べることができます。 自分で好きなもの、必要なものを選んで作ることもできます。 対して犬・猫は1種類の総合栄養食と水のみで十分です。 前回、「1種類の食事でいいなんて楽❗️」という話をしましたが、楽というよりも当然のことで、ペットは飼い主から与えられるフードのみが生きる糧です。「うちの子」の好み（チキンなのフィッシュなのか、ドライなのかウェットなのかなど）を研究しつつ、その子に合わせて選ぶ飼い主が多いとは思いますが、基本的に
「ペットフードとくればペットのご飯でしょ？基準はあると思うけど、犬🐶、猫🐱、うさぎ🐰、ハムスター🐹、その他諸々のペットのご飯の総称だよね」 まあまあ臨床をやってきましたが、恥ずかしながら私のペットフードに対する認識はこんな感じでした。。。 ペットフードの相談を受けるという仕事に就くにあたり、一から勉強するということで栄養学の講義を受けていますが、そこでペットフードの定義をきちんと知りました。 ペットフードの定義🤓「ペットフードとは、穀類、デンプン類、糟糠類、糖類、油脂
