加藤諦三さんの人間関係や人間理解の名言

加藤諦三さんをご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、ニッポン放送のラジオ番組『テレフォン人生相談』は相談者の悩みを簡潔にズバット助言してくれることで長年パーソナリティを務めてらっしゃいます。

加藤諦三さんの言葉は何というか非常にシンプルで要所を抑えたものが多いように感じます。

真理はシンプル、真実はシンプルを標榜する方も多いので、加藤さんの名言などは本質をとらえているのかもしれませんね。

そんな加藤諦三さんの言葉で好きなものが以下の名言。

勝ちっぱなしの人間が、人間の弱さ、美しさを理解できるわけがない

参考URL:https://meigen.keiziban-jp.com/katou_ta

弱さに限ったことではないですが、本当にその人の苦しみを理解できるのはそれを自分自身も実体験として経験があることのみのように思います。

ガンという病気の辛さは、やはり本当に罹患した人ではないと分かりません。

本当に死にたいという極限状態に陥る人の心理はそこまで追い詰められた経験がある人だから分かる…。

私はそう思います。だからといって人を慈しみ、理解したいからといって、世の中のあらゆる全ての苦難を実体験はできないので、ここで大切なのは、どれほど他人に対しての理解や愛情を自分自身で育む経験を積むかだと思います。

こういう経験は受動的ではなく、能動的に身に着けたり、キャパを増やせるので、豊さを広げる為には自らをこういった方向に進ませることが大切なのではないかと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?