本が好き 本屋が好き
自分のために綴るnote、今日は休み。
割と歩いた1日だったなあ。
yumiigoです。
もともと子供の頃から本は好きだったと記憶している自分ではある。
ただ正直なところ、本の世界にどっぷり浸かって楽しむような”好き”ではなかった。
世界観に浸れる本も稀にはあったけれど、10冊のうち8冊くらいは、いかに早く1冊を読み終えるかということばかりに意識が向いていた私の読書。
1週間に何冊読んだとか全巻読み終えたとかそういう報告をすると親が喜んでくれた。その承認欲求を満たすための読書だったのかもしれない。
とにかく速く読み終わりたいのだ。
内容は飛ばし読み斜め読み。とにかく速く読んで次の巻へ次の巻へと図書館に通い詰めていた小学生の頃の自分。
そんな読み方でも何か気になる言葉だったり引っかかりがあれば、ページを戻して読み返したり、この本は面白いからちゃんと読もうと判断して読み直す。そんな本に出会うこともあった。
逆に興味がないのに読まなければいけない本、読んで感想文を提出しなければいけないものは、プロローグ部分と後書き部分だけちゃんと読んで、感想文を適当に書いてしまう。
とにかく私は本は好きなんだけれど読み方は雑なのだ。
とはいえ、そんな雑な本の読み方をしてきた自分の行動は、まんざら悪くもなかったんじゃないかと最近は思っている。
一応、学校の図書館にあるような小学生が読むべきとされるような名著はほとんど目を通して大人になっているから。
今は流し読みして速さを求めて本を読んで親に報告する必要はない。
別に焦る必要もなく自分の興味がある本を選んで買ってじっくり読める。
でも読み方はやっぱり速く先への気持ちがなぜか強い。この速く読み終えたい気持ちはなんなんだろう。
序章はきっちり読むのだけれど(本屋にいたらこれで買うか買わないか決の判断の6割)、その後目次を流し読みして、後書きを先に読んでから内容を読む。ビジネス本だったら気になった章から読む。そこだけ読んで止まってしまっていて、別の本を読み始めていることもある。
読み方はざっくり適当だけど、私は本ならジャンル問わず読むし、やっぱり好きなんだと思う。
目的もなく本屋にふらりと行くのが好きだ。
欲しい本が決まっていればネットで買ってしまう方が楽なんだけれど、本との出会いは本屋さんの方が意外性があって好きなのだ。
なにこれ面白そう!っていう本との出会いは、ネットより本屋さんの方が広い視野で目に入ってくるように思うのだ。
ネットで本を買うときは目的が明確でなければアクセスしない。
でも本屋さんは、なにも目的はなくてもたくさんの本が目に入ってきて気になる表紙、背表紙がたくさんある。
新品の本の手触りも紙の匂いもテンションが高くなる。
なんだか本屋さんに行きたくなってきたなあ。
明日は本屋さんに行こう。
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