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言葉は生きもの

自分のために綴るnote。
最近の小さな悩みは文末に「。」を付けるかどうかというyumiigoです。

日本語は難しい。
私も仕事やらなんやらで文書を作成したりするけれど、多分文法的に間違った表現も無自覚にしてしまっているのではないだろうか。

箇条書きのときは文末に「。」は基本無しとか最近知った。
はるか昔の小学生くらいの頃にそういうのって習っていたんだろうか。

夕陽に染まる虹


例えば「一人ひとり」と繰り返し言葉の表記は、2回目を平仮名で書くと遠い記憶で習った気がするんだけど「一人一人」とされている文書は割とよく見かける。
だから私だけの変なこだわりみたいになってるような気がして、それが正しいかどうかも定かではなくなっているんだ。

「見れる」「食べれる」とか
本来「見られる」「食べられる」だろう
「ら」抜き言葉も一般的になってきている気がする。
私の感覚では、ら抜き言葉を口にする分には気にならないけど、文章として文字で見ると気になる感覚だ。

そんな時いつも思い出すんだ。
大学の時の先生が"言葉は生き物だ"といったことを。

"今正しいとされてる言葉もきっと、みんなが日常に使う中でどんどん使いやすく変化していくから、間違いと言われている言葉遣いもいつかは正しいということになっていくかもしれないよ"

そんなことを言われたら、学校であんなにテストで細かく赤ペンを入れられ直されていたのは一体なんだったんだって思う。

けれど流行り言葉とか、新しく生まれた言葉は共通認識があるとやっぱりとても便利な端的なフレーズになるから、気づけば受け入れちゃっている私がいるんだよな。

まぁ、いっか。
人の言葉遣いにピリピリするより、乗っかっちゃった方がノンストレスだ。
そんなふうに考えるようにしていた矢先に職場で聞こえてきた。

「その件については、メールで送らさせていただきますので…」

送らさせて?
"さ"?
気持ち悪ッ!

丁寧語にしてるつもりなんだろうか。
ツッコミたくなってしまった。

言葉って難しいなぁ…

言葉に限らず、正しさは絶対的なものではないと様々な場面で言われる。

確かにそうだと思うけれど、自分の中で整理できる型が定まっていないと混乱して翻弄されてしまう気がして、なんとなく落ち着かないんだ。

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