かわいいの塊の毛玉に魅せられて

ついに、ついについに……こねこがうちにやってきましたー♪　＞＜

まだ生後一か月くらい。頭も肉球もツメも何もかもが思った以上に小さくて……かわいすぎる……。

子供の頃に猫とすごしてきて、いつか絶対に猫を飼いたいと思ってたんですが、なかなかタイミングが合わず。とりあえず本腰をいれて探し始めたのは去年のちょうど今くらい。

子供もだいぶ大きくなったし、そろそろ飼えそうだなあって思って、保護猫の譲渡掲示板や保護猫活動団体から譲ってもらうべく動いてました。

が、これがなかなか難しく。何せマンションの高層階はよくない。子供がいてもあまりよくない……etc、あれこれ条件がとても厳しすぎて……びっくり。猫ファーストの観点から厳しくならざるを得ないのはもちろん分かるんですが、それにしたって失礼では？　という態度をとられて、ただでさえ豆腐メンタルな私は正直萎えがちでしたorz　猫飼うのって今はこんなに難しいの？　田舎だからかもしれないけど、昔は道端ですてられた子を保護して即って感じだったのに……。

もらってやるなんて思ってもいないし、対等にお話させてもらえるならいいんですが……譲る側がものすごく上から目線なのはなぜなんですかね？　たまたまかもしれないけど、家をすみずみまで見せて、動物病院にいる猫ちゃん見に行く一連のやりとりのすべてをジャッジされた上に、他にも検討している人がいるっていきなり言われて、そちらは先住猫もいるし子供もいないしで断られたり……。こんなにハードル高いんじゃ、志半ばで心折れる人も多いんじゃない？　せっかくの保護猫活動なのに機会損失ハンパないという矛盾。

それでも、あきらめきれずに保護猫シェルターのカフェに寄付もかねて通ってご縁をさがしてみたり、他にもなるべくペットショップからでなく迎えられたらと思いつつ、親戚にも声をかけて探してもらってました。

で、少し前についに親戚から猫を譲ってもらえるという話がやってきまして、喜んだのもつかの間……なーんか雲行きが怪しいなあって思ってたらまたまた保護猫団体がからんでいたみたいで……今度は遠方だからかいきなり没に……orz　またかぁ……つくづくご縁がない。

もーさすがにいっか！　生体販売はあまり乗り気じゃないけど、ちゃんとしたブリーダーさんから譲ってもらうなら良し！　ラグドールとか超かわいいしね（ヤケ）！

って、なってたとこにうちにやってきてくれたのが、「ナノ」と名付けたうちのこねこなのです。

捨て猫ではなく、おかあさんのおっぱいで育てられた子猫で、親戚の知人を介して直接ゆずってもらえました！　まさに理想すぎ！

で、早速、話をいただいたその日に迎えにいくことに！　なんせ、譲ってもらえるはずの話が焦らしプレイで没になったのもあって……もう我慢ならない！　どんだけ思いつめていたかっていうと、主人のすね毛を子猫に見立てて撫でて、「もうコレでいっかー」とかこぼすくらい病み気味でしたし。

なもので、とにかく「はよっ！　こねこ！」とばかりに、すべての準備を家族で手分けして即日こねこを迎えるはこびになりました。

ちょっと早めに迎えるので、最初はものすごくさびしがるかも……食事も大丈夫かな？と心配でしたが、もうかわいらしい歯もばっちり生えてて、離乳食も問題なく食べられて、トイレも最初っから覚えるという優秀ぶり。

さびしがらせないように、鳴いたらすぐによしよししてあげて、面倒みて……気が付いたら床で寝てたりってこともありましたが（私が）……ここ3日くらいであっという間に慣れてくれて、ついにいっちょまえに小さな喉をゴロゴロ鳴らしてくれるまでに！

遊び方もどんどん上手になって、両手をバンザイしてねこじゃらしにとびかかってみたり、気が付けば傍で丸まって寝にきてくれたり……もうかわいすぎる。天使すぎる。

こんなにかわいいをぎゅっと集めたいとおしい毛玉は唯一無二ぃい！

とまあ、変なテンションになってしまったし、家族が何度も「日記つけないの？」ってやたら水を向けてくるもんで、いっちょ日記をつけてみることにしました！　

しかし、人によって考えは１８０度変わるもんですね。

ナノを譲ってくれた方は「子供がいたら安心だね」と言ってくれて……それはたぶん面倒をたくさんみてくれるからって意味だと思うんですが、子供がいる家庭は子猫は難しいみたいな感じに言われ続けてきた身としては、めちゃくちゃうれしかったです。

実際に息子は大の猫好きで、お迎えからお世話からとっても楽しんでやってますし、面倒を見る存在ができたからか、登校前のしたくなんかも早くできるようになっていたりと、今のところいいことだらけ。

いろんな考え方があっていいし、いろんな世界があっていい。

だから、子供に子猫は向かないという世界も否定はしませんが……私たちはそうじゃない世界で家族になっていけたらなと思います。