睡眠改善大作戦 10 さらにその後の話

さて。
以前書いていた「睡眠改善大作戦」の続きのようなものを書きたいと思ったのですが。

いまだ、改善には至っていません(笑)

「睡眠改善大作戦」の記事を最後に書いたのが2年半以上前ですかね。
それがこれ↓

そのころと、今とでは、睡眠の状況としては、あまり変わっていません。
いまは休職しているというのもあって、相変わらず、1時~2時くらいに就寝して、朝は8~9時くらいまで寝てるみたいな。

しかしこの2年半以上の間に、まぁ色々ありましたね。
休職している、っていうのもそうですが(前回の記事書いた時点はいまの会社に入ってまだ数か月の時期でした)昨年4月くらいからはコロナにより在宅ワーク導入、この間に、転院もしましたし、新たに試したこと、気づいたことも色々とあるので、それらについても書いていきたいと思います。


眠りが深すぎるのではという謎について

過去の記事でこのような疑問を抱いたことを書きました。これについては、「睡眠時間を削るとレム睡眠が減る」という情報を発見しました。

睡眠不足に悩む人では睡眠時間が短いにもかかわらず深い睡眠の量はむしろ多めだよ。というのも、睡眠不足の時に削られるのは大部分が浅いノンレム睡眠とレム睡眠だからなんだ

(Webナショジオ 連載 「睡眠の都市伝説を斬る 第110回 「睡眠は短くても深ければOK」のウソ」 より)

睡眠時間がそもそも足りていないと、浅い睡眠の部分が削られるそうなのです。そう考えると、私も「1回寝たらちょっとやそっとでは起きない」ことが多いので、そもそもの睡眠時間が足りてなかったという可能性が高いですね・・・


昼間異常に眠いのに、夜は床に入っても寝つけないという謎について

これに関しては、やはり私の体内時計は完全に夜型ということなんだと思います。

夜型の人たちは夕方になるとだんだん目がさえてくる。昼間は眠いのに、夜になるとむしろ眠気が消えてまた寝る時間が遅くなり睡眠時間が削られる。普通に考えると、「睡眠不足なら早く寝ればいいのに」というシンプルな発想に至るでしょうが、体質的にそれができないという、いわばハンディキャップなんです。

(健康経営 powerd by 日本の人事部 「気付かないうちに生産性を下げる「睡眠不足」睡眠研究の第一人者が語る、社員の力を十分に引きだすために企業が行うべき対策とは」 より)

私は昔、販売職をしていたころ、遅番専門だったのですが、今思えば、これって自分の体内時計に合った生活だったんだな・・・。


睡眠計測の機械を借りてみた

昨年ですが、睡眠計測サービス SleepSign-homeというのを試してみました。

万歩計のような機械を借りて、2週間ほど、日常生活の活動量や睡眠の時間帯などを計測します。そのデータを分析し、結果を書面でくれるというものです。

これによると、私は「睡眠の前半に眠るパターン」みたいな結果が出たんですけどね・・・どうも違う気がしてなりませんでした。
このパターンの人は「布団から出れば朝起きてすぐに活動的になる」らしいんですけどね・・・私の場合「早起きできなくて起床がギリギリすぎるので、起きてすぐ動かないと仕事に間に合わない」んですよ。
起きてすぐは頭も働かないし体調もすぐれない。それでも無理やりにでも動かないと仕事に遅れるからそうしている、というだけでして。
そういった部分は全然考慮されず機械的に判定されるので、なんだかなぁという感じでした。


睡眠専門医にもかかってみた

ちなみにその後、上記のデータを持って、睡眠専門医にもかかりましたが(発達障害の件で通院している精神科とは別で、並行して通い始めたんですが)そこで得られたのは、これまで本で読んだようなごく一般的な睡眠改善のアドバイスくらいでしたね。
私の場合、発達障害が絡んでいる部分もあると思ったのですが、それに関しては、あまり詳しくないようで、それは別の病院で相談して、みたいな感じでした・・・orz

いや、発達障害を診れる医師でも睡眠詳しくなくてあまり芳しくなかったから睡眠専門医にも並行して相談した方がいいかと思ったんですけど・・・

どうも、「発達障害と睡眠の関係性」について詳しく、そして改善法を知っている医師というのは、あまりいなそうです。
こりゃダメだ、と思ってその睡眠専門医のところは数か月でやめました。

このとき、新薬のデエビゴも試したのですが、やっぱり結果は芳しくなかったです。


驚くような改善案と出会った

実は去年の秋くらいに、精神科を転院して(これ何度目の転院だろう笑)いまの通院先にしたときに、医師から言われた言葉が目からうろこでした。
それは
「昼間好きなことをやってれば眠くならないし、生活がうまく回る」
というものです。
昼間仕事中に眠くて仕方がないことを相談したら、上記のように言われたのです。
これは確かにそう。事務職って「生活のためにやっている」ので、「好きなこと」ではないんですよ・・・
まぁ、でも事務職にこだわってきた理由というものもあるので、それはまた別で書けたら(といいつつ、書かずに放置のパターンになる可能性大、っていうかこれどっかでちらっと書いてなかったかな・・・あとで読み返そう)


自分を満足させれば生活はそれなりに上手く回る

どこで見かけた(聞いた)言葉か忘れてしまったのですが(今の主治医だったかな)、私の場合、まさにこれなんだと思います。
思い返してみると、夜なかなか寝付けず、だらだらと起きてしまっているときというのは、昼間の活動に不満(やりたいことができなかったとか)があるときが多いです。
あとは、なんだかいろんなことをぐるぐると考えてしまっているときとか。

ぐるぐる思考の時には、それをノートに書きだすといい、みたいなのは知識として知っていますが、それをやると私の場合、弊害があるのです。

それは「書き出したら止まらない、平気で2時間とか経ってしまう」ことです。

タイマーセットして、15分、とかって決めても、ダメ。タイマー止めてまたやるだけ。笑。
私の場合、スロースターターというか、なんでもそうなのですが、やろう、と決めてもエンジンかかるまでが遅い。
しかも1回エンジンかかるともう止まらない。
なので夜寝る前にやるのは微妙なのです。

ただ、昼間の生活の質を上げて(昼間やりたいことをやって)自分を満足させることができれば、生活はそれなりに上手く回るはずなので、ここのところに着目する必要はあると感じました。


生活の質を上げるには

私の場合、「昼間の眠気が生活の質を落としている」んですよね・・・
もうなんか堂々巡りな気がしてきますが、
「昼間眠いので活動量が低下」
↓ その結果、
「やりたいことができない、やらなきゃいけないことも中途半端」
なので、昼間眠くなんないようにするしかない。

眠くならないこと=楽しいこと、好きなこと

なんですが、ぶっちゃけ事務職は楽しくない。好きでもない。
転職しちゃおうか、とも思ったんですけどね、こんな私を雇ってくれるところがあるかどうかと考えると、ちょっとそれもすぐには踏み切れないですし。
(今休職中で、一応復帰を目指している立場ですし。それに事務職自体は、好きでも楽しくもないのですが、私の場合『一緒に働く人』にかなり左右される部分があります。どういうことかというと『仕事自体は楽しくなくても、それなりの業務量があって、一緒に働く人と相性が合えば、続けられる』という感じです)

そういえば、去年夏にはこんな本を買っていました。

この本どういう本かと言いますと、要は「自分なりのアウトプットの方法を見つけ、それを生活の中に組み込みましょう」っていうことなんだと思いますけど(いやでもたぶんそれだけじゃないんですけど)、これは昨年読んで、なかなかに衝撃を受けた本でした。

んで、まぁこの本に書いてあることも参考にしながら、自分の「好き、やりたい」が一体何なのかというのを、まだ探している最中です。

実はこれが「じぶん研究」につながっていっている部分があるんですけどね、その辺はまた、書けそうになったら書きたいです。

ちょっと長くなってきたので、今回はいったん終わります。

続きはまた次回に。

発達障害者が少しでも生きやすくなりそうな情報(本、ネットの有料記事等)の購入費用に充てますのでよろしくお願いします★