見出し画像

幼稚園で日本語を教える話。2023年度その13。

10月がスタート。今日は気持ちのいい秋晴れ。
園庭には運動会のグッズがいっぱい。
大玉ころがしの玉は、大きなサッカーボールになっていてかわいい。

さてきょうもがんばるぞ、と年少さんのクラスを訪ねる。
日本語支援が必要な男の子発見。
ちょうど、お弁当をランチルームへ運ぶところだ。
ハラル食の彼はみんなと同じ給食が食べられないので、お弁当を毎日持参している。給食室に、朝はお弁当を届けに行くのだ。

いっしょに行こうと待っていると、わざと私の前でダッシュ。
えー?待って待って。
追いついて「おはよう」とあいさつすると、今日はおはようが返ってきた。
ランチルームへ行く。ランチルームのお部屋の文字を読んで、給食の先生に挨拶するようにお願いする。ちゃんと言えた。

教室に帰って、ひらがなカード、野菜カード、絵本3冊を読む。
担任の先生がなんでも口に入れてしまい困ると話すので、英語でそれはやめるように話す。

今度は年長さんと3歳児クラスを覗く。
なんと、保育部はインフルエンザの子どもがいっぱいで学級閉鎖になっていた。先生たちにも感染が広がっているらしい。

年長さんと日本語クラス。
運動会の言葉と、10月のハロウィーンの話をする。
ハロウィーンの絵本を読む。
これは英語で書かれた本なので、最初に英語で読んで日本語にする。
今日はいっぱい英語で質問してくれた。
わたしは質問に対して、ゆっくりと日本語で答える。

50までの数字、時計の読み方、ひらがなの練習をしたら30分。あっという間にレッスン終了。
大好きな友達の話まで、今日は教えてくれた。

来週は祝日でお休み。
次回も元気にがんばろうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?