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家事力UPしたくてセミナーに参加してみた。

師走の忙しい時期に、家事力&シェア率がUP出来そうなセミナーが開かれるという。しかも無料。講師は、はんにゃ・川島。

特にファンだというわけでもなく、師走の忙しい時に開催されるのだからきっと役に立つに違いない、ようし家事力をUPしちゃいますか?と11月に応募。

師走に入っても、年賀状も書いてないし、大掃除も出来ていないし、あれほど頑張ろうと誓っていた庭の掃除と木の選定も中途半端。先ずはセミナーを聞いてやる気をUPするのだと意気込んで出かけた。

会場は若いカップル、いかにもファンだと思われる女の子、中年夫婦。私のような家事力をUPしたくてやってきたと思われる女性一人などさまざま。
検温と手指消毒して席に着く。時間になり講師登場。
いきなり写真撮影タイム。

講師のはんにゃ・川島

最初に講師の紹介があり、ベビーサイン、離乳食1級、幼児食、キャラ弁インストラクターに和ハーブ、ダイエット検定、ドローンなど8種類の、主に子育て関連の資格を持っていると紹介される。

そこから、奥さんとの出会い、結婚、出産の話となる。
出産シーンの話が長く、深夜突然破水してしまった奥さんがトイレで子どもを産んでしまい衝撃的な出産だったと。そこから自分も子育てにかかわるようになり、子育てのために勉強していく間に資格を取り、積極的に家事や育児をしているという話が続く。

出来ることから夫も家事を手伝い、子育てにかかわって行こうという話が1時間続く。

声は通るし、お話するのが大好きなんだろうな、というのは話しぶりで伝わったけれど、結局は講師の結婚から現在までの夫として、パパとしての生活ぶりを聞いただけで私の家事力が上がることには繋がらなかった。

質問コーナーで、「食事にはこだわりがありそうですが、どんなものを普段は作って家事を手伝っていますか?」という質問に「昨日は家族で出かけていて二人とも疲れていたので何か食事して帰ろうかということになり、娘に何がいいか聞いたらコンビニ飯を希望したのでコンビニに行って買って帰りました。」という答え。
「家事を楽にする家電を何か使っていますか?」という質問には「食器乾燥機は5分もあれば食器が乾くので便利です。」という答え。
「夫が靴下を脱ぎっぱなしにするのを見て娘が真似するようになりました、どうしたらやめてもらえますか?」に対しては、「娘が真似する、と言われると男ははっとして反省すると思う。娘が真似するからやめてと言ってみよう。それがダメなら、そのまま放置して赤いテープで囲い1日目2日目と丸を増やしていこう。履く靴下が無くなれば気が付くのでは。」との答え。
質問者は何も言わなかったけれど、多分こんな答えでないもっとパンチの効いた回答や、たくさんの資格を持っているからこその適切なアドバイスを求めていたのではないかと思う。

このセミナーにどうしてこんなタイトルがつけられたのか?謎の残るセミナーだった。



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