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療育現場で大事にしていること #4 【子どもと全力で遊び尽くすこと】


子どもの頃、「とにかく夢中になったこと」はありますか?

それは、誰かに言われてやらされたことでしょうか?自然と夢中になっていったことでしょうか?


今回は、「全力で遊ぶ尽くすことが学びの近道」というお話。




楽しく遊んでもらった!と感じてもらいたい


「言語訓練」とか「言語の(リ)ハビリテーション」と聞くとどのようなイメージを持ちますか?

絵カードに書いてあるものの名前を言ったり、ひらがなのお勉強をしたりすのかな?と思う方も多いと思います。いらすとやで「言語聴覚士」と検索すると出てくるこんなイメージが一般的かと思います。(いらすとやさん何でもありますね。本当にすごい。)

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もちろん、必要なお子さんには、絵カードに書いてあるものの名前を言ってもらうこともありますが、フラッシュカードの様に見せて言ってもらうことは、少なくとも私はほとんどありません。


だって、面白くないでしょう・・・?


子どもだって、大人だってそうです。面白いから学べるのです!


少し脱線しますが、通勤の運転中はいつもオーディオブックを聴いているのですが、先日聴いていた茂木健一郎さんの『脳が変わる生き方』でも脳を喜ばせることについて述べられていました。

面白い、楽しい、感動することでドーパミンが放出される。楽しいから学び続けられるのです。


やらされている義務感を持たせてしまった瞬間、学びから遠のいていくような気がしてたまらないのです。


だからと言って、ただ無防備に遊べばいいかといえば、そうではない。

それはお友達やご家族にしていただくことであって、専門職としての私は、徹底的に準備をして、ある程度こちらで手綱を握っておきながら、好奇心を刺激しながら、全力で遊ぶのです。

全力で遊ぶと、私も、子どもも、それを見る親御さんもみんな楽しい。

子どもの療育にかかわる一人の大人として、子どもに「つまんない」と思われたら終わりだと思って(笑)、日々創意工夫を凝らしています。

面白ければ、またやりたい。
楽しい人なら、また会いたい。

面白そうだから、できるようになりたい。
この人には、伝えたい。
一緒に遊びたい!!


子どもと全力で遊ぶときに具体的な方法や考え方については次の記事にしたいと思います!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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