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やりたい仕事につく方法。

仕事のポジションって大体一つ、大きい会社になればなるほど就きたいポジションは狭き門となり、そう簡単にジョブローテーションが回ってくるものじゃない。私は本当に"たまたま"ポジションを与えられ、それにうまく飛びついたんだなって思います。

やりたいことがあるから転職する

大学卒業から今まで3回転職をしていて、今4社目です。
1社目は大手スポーツ用品店。あの時は"やりたいことを仕事にする"なんてこと考えず、与えられた事を「この仕事いやだな、この会社いやだな、やめたいな」と思いながらこなしていました。あることがきっかけで退職を決意するまでは、もしかしたらこのままずっとこの会社で働いていくのかな?とも思っていました。
今なら、「楽しいこともない、ただ慣れてきているから、"そこそこ"こなせるから」とういうだけで、生涯の仕事の仕事にしていいのか?楽しいことは自分で見出せ!とダメ出しをしますね。

やりたいことがあるから仕事を辞める

2社目は全然やる気になれず半年で退職。
やる気になれなかったのと同時に"やりたい仕事"に就きたい願望が芽生えたからソッコーで退社。その時から、
・その仕事につくためにはどうしたらいいのか
・そして本当にその仕事に就きたいのか(できるのか)
・自分の得意なことはなんだろうか
ということを考えるようになりました。
自己分析を繰り返し「得意・不得意」「やりたい・やりたくない」「できる・できない」を整理していくうちに、やりたい仕事が本当は"なに"で、それは自分に"出来そうなこと"だということに気づきました。

やりたい仕事が必ずしも「できる」とは限らない

当時私は、選手マネジメントやスポーツチームの経営に興味があり"やりたい"と考えていました。その仕事はどんな仕事なのか、どんな会社があるのか、どんなチームがいいのかを徹底的に考え調べました。その時は、同じ志を持つ仲間もたくさんいて切磋琢磨していた時期。私よりも優秀でそのジャンルに対して経験がある方もいました。この時の私は、やる気満々な反面、どこかで「自分には無理なんじゃないか」とも思うようになっていました。

実際その後も「無理なんじゃないか」という気持ちが晴れることはなく、マネジメントやチーム経営ではなく、ブランドに関わる仕事につくことになります。しかし、私は決して"諦めたわけではない"んです。わたしには"できない、わたしよりももっと適任がいる。"と思うようになっていたのです。「やりたいこと」と「やれること」のギャップを埋めることはすごく大変なこと、無理してやっても結局「楽しい」とは思えないとも思いました。

そしてわたしは、得意な分野で仕事をしようと思いブランドの仕事に就くことにしました。

1社目での経験が今でもベース

ブランドの仕事に就くことに決めたきっかけは嫌々だった1社目での経験でした。私には、売り場での、在庫の管理や、発注の仕方、取扱ブランドがどういった販促を行なっているのか。ブランドの仕事ってどんな事なのかを目の当たりにしていた4年間がありました。同時にアウトドアアクティビティがすきだったので、様々なブランドのアイテムを試していました。
元々、マネジメントやチーム運営の次に"スポーツブランド"にも興味を持っていましたし。優先順位は低かったですが、結果的に得意な分野(好きなこと)だったことで決心がつきました。

ブランド職に就いた当時は右も左もわからないのにブランドマネージャーを任され、未経験の責任者として仕事を始めることになりました。今でもよくわからないのですが、何故か自信がありこれなら私にできる!という思い込みで仕事を進めることが多く、今思うと綱渡りだったなと思います。結果的には、その思い込みが功を奏し売り上げも徐々にのび、新規取り扱いのお店も増えることになりました。
社会人1年目〜4年目の経験が元になり、その経験(得意なこと)を使ってブランドの仕事に就きやりたい仕事は"ブランドに関わる仕事"で、それは自分が"出来そうなこと(好きなこと)"だということに気づき、その立場とその環境を謳歌しようと考え、取り組むことができるようになりました。

今ではブランド職2社目となり、また違った規模のブランドですが今もまだ"私にならできる!"という根拠のない自信で主にPRの仕事をしています。

ブロティアン(変幻自在)という考え方

今日この記事を書こうとおもったのには理由があります。上記は、わたし自身がその時々の考えや、自分にとっての気づきのタイミングでその状況にあわせて、それまでの経験や考え方に、その時の気づきを積み上げて、その環境に順応することができた一つのプロティアンの事例になるのでは?とアドバイスを頂いたからです。プロティアンについてはまた別の記事で残したいと考えています。

やりたい仕事を見つけることは難しいと思います。企業に属しているとなかなかポジションが空かないこともあります。だけど、少し見方を変えれば起業しなくてもあなたの"やりたい仕事"に就くことはできるということです。

難しいことじゃないんです。考え方を少し変えるだけで"やりたい仕事"に就くチャンスは転がっています。そのチャンスを逃してはいけません。

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写真は2016年当時のイベントでのプロモーション活動中の一コマ。マウンテンバイクダウンヒルのレースのブース出店でひたすらトライアルバイクの練習してたな。

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