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同時進行出来る人出来ない人

私の夫は同時進行が苦手な方で新婚当時、テレビを観ながら洗濯物を畳めない。特にいつも欠かさず観ているものは集中して観ている事が多いので、1時間弱のドラマが終わる頃に畳めた洗濯物は1枚だった。

それをみて私はビックリした。同時進行が出来ないなんて効率が悪い!とさえ思いました。

なぜ、同時進行出来る人と出来ない人が居るんだろう?と考えてみました。

記憶力が関係している?

私は同時進行を率先してやるタイプで、洗濯しながらラジオを聴く。お皿を洗いながらテレビを観る。洗ったお皿を片付けながら料理をする。化粧をしながらYOUTUBEを観る。など情報を収集しながら家事をする方が捗る気がする。

一方、夫は一つの事に集中して物事を進行させるタイプで、仕事の勉強をする際はもちろんテレビもラジオも音楽も聞かない。観たいテレビを見る時はソファや椅子に座り、作業は何もせずにただテレビをじっと観ている。

一見効率が悪そうに見えるけれど、夫は記憶力がとでも良い。歴史やスポーツが好きな夫は新聞も読むしネットニュースも欠かさず見ている。テレビも主に歴史に関するものやスポーツ番組。ドラマは毎シーズン2.3本ほど観ています。

一方、私は記憶力が悪く暗記系のテストはすこぶる悪かった。昨日聞いた言葉ですら思い出せない事がある。ただし没頭しているものはすぐ覚えられる。

同時進行出来る私はどちらかを無意識に行う事で同時にこなしたつもりになっている。意識がどちらかにしか行かないから記憶として残りにくいのではないかと思います。

結局どちらが効率的?

同時進行していけば無駄が減る、時間に余裕が生まれる。と思いがちなこの行動。でも同時進行していても、どちらも集中していなければペースも落ち、結果的に時間がかかっている場合もあります。さらに集中していない分、脳に入る情報も途切れ途切れで記憶に残りにくくなります。

一つの事に集中していれば、脳に100%の情報が入り込むので、記憶として多く残りやすい。結果的に情報収集や勉強に関しては同時進行は効率が悪いと言えそうです。

家事を楽しくするために

この同時進行は、私が考えた理由は家事が単純でつまらない事にあると思います。家事が楽しければ片手間で情報を得る事も減るでしょうし、家事そのものが早く終わらせられるようになります。

この同時進行は家事を楽しくするために編み出した主婦の技なのかもしれません。

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