結果ではなくプロセスを味わう

「手っ取り早く、結果を得る」

結果や答えっぽいことをうたっている人が
世の中に多すぎて、
考えることや問いを生むことを
やめてしまう現代人。

手っ取り早く結果が得たい
手っ取り早く辿り着きたい

食事も運動も、ビジネスも人間関係も
“手っ取り早い”（と見える）ものが溢れている。

そして、
手っ取り早く結果を得た気になる。
手っ取り早く正解に辿り着いた気になる。

でも、
なんか満たされない。

それは、
本当に欲しいものは、
結果や正解ではないからだ。

結果を得たい。
正解に辿り着きたい。
そう、早足になっている人は、
一旦立ち止まり、
目の前にあるもの、こと、人と、
しっかり向き合ってみることが
大切かもしれない。

そのプロセスにこそ、
本当に得たかった、味わいたかった
宝物が眠っているに違いない。

川辺でデイキャンプ日。
外でご飯を食べることを目的に、
お弁当をつくっていったのですが、
食べていても、なんか満たされない
感覚がありました。

「なぜかな？」と深めていくと、
たとえ、簡単なご飯だったとしても、
目の前の食材、調理、そしてそこにある
自然、人との会話など、
一つ一つに丁寧に向き合うという
プロセスの中に、
本当に得たいものがあったのだと、
バナナブリュレを通じて、理解しました。

きっと、
こうやって価値あるプロセスを、
丁寧に踏んでいった先にあるのが
「結果」なのだと思う。