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対面【ことばto表現ラボ】第2回開催レポ〜線とハロウィン〜


対面【ことばto表現ラボ】のレポを月1で投稿中です。


今回は、”線”をテーマでしたが

ハロウィンの時期ということで
9歳の長女が3・4歳の子どもたちが
楽しめる遊びを考えたい♫というので
〜線とハロウィン〜がテーマになりました。


少しずつ子どもたちが育っていってたら
子どもたちがイニシアチブをとって企画を考え
みんなで何かを作り上げるということができたらな〜

そんな風な思いもあり始めた
ことばto表現ラボなので

"9歳の娘のやりたい!"を叶えたいなと思い

*ハロウィンのゲーム
*クッキー作り
*おもちゃの飴作り
*企画の準備など

前日から一緒に準備しました。

◆テーマ 〜線とハロウィン〜 になりました。


まずは、9歳長女が考えたゲームの説明を
一緒に開催している幼稚園教諭のAさんのサポートで
小さい子たちに伝えます。

6つの絵があるので探します。

見つけたら毎回のミッションが与えられ
ミッションクリアしたらクッキーをもらえるシステム!

実は、こうやって遊ぶのは
はじめましてのお友達もいたけれど
集まって最初にハロウィンゲームをしながら

みんなのいろんな言葉が出てくるようになり
コミュニケーションが生まれて来て
とっても楽しそう。


そんな楽しそうな姿を見ていると
大人の私もとっても楽しくてワクワクして
子どもたちが可愛くてしょうがなかったです。

どこに絵があるだろう?見つけた!!
のワクワクから

魔女になったり
飴を探したり
カボチャを探したり
蜘蛛の巣を通ったり
お化けになったり
ミイラになったり


小さい子がまとまるんだろうか?と思っていたけど
みんな次は何をするんだろう?
とワクワクしながら参加していました。

9歳の長女が、
3、4歳の子が楽しめるように考えてくれたのだけど
子どもは子どもの楽しいや嬉しいを
とてもよくわかってるなぁとそんな風に思いました。

ミイラになったあとは
トイレットペーパーをコロコロ引っ張ったり
ちぎったり丸めたり
舞うティッシュに大はしゃぎ。

ゆきだー
うみだー
くもだー
いろんなイメージと言葉も、そして体も舞っている。
はしゃぎ声がこちらまで幸せにしてくれる。

Yさんがこの日のテーマで持って来てくださった
蜘蛛の絵本を、自分たちで作った雲の上で聞く子どもたち。

感情と、動きと、生活とイメージが
こうして関連づけられていく。

子どもたちは、こうして
この世界のことをまた1つ知っていく。


そろそろご飯の準備だな〜と思って
Yさんに伝えて場を離れると

今日のテーマ”線”に繋がるアイテムとして
いろんな毛糸を持って来てくださりました。

いろんな太さと質感、色の毛糸が素敵で
うっとりしました。

子どもたちはその毛糸を使って
その前に作った雲の世界を繋いだり

そして、その先に繋がるのは
椅子の上に巻かれ

そして、箱の上に載せられた毛糸

「はこのうえにものった」

確かこのような言葉が、
近くにいなかった私にも聞こえて来た。

閃きが、感動として
心の中ではじけたんだろうなって
と思う印象的な言葉でした。


箱の上に毛糸を載せることができる。
ここにのせたら素敵じゃない?

その感動を拾って受け入れた先に
黄色い太い毛糸も繋がって来た。

日常の中だと見逃してしまう
子どもたちの素敵な感覚や発想を
アートという文脈があるからこそ
拾えるところもあり
こういう時間がいかに大切ことなんだろう?と感じる。

長女は次々に
自分より年下の子たちが楽しんでくれるように
いろんなことを考え提供してくれる。

私は見れなかった糸電話を2人で口にしておしゃべりしているシーン
本当に子どもたちの活動がとても楽しく見てていたい。


午後は、午前中に存分に遊んだ
トイレットペーパーを楽しく集めて運んで
そしてアートすることにしました。

準備中も
「絵具したい。まだ?」と何度も急かされる私でした。

前回の楽しかった記憶が残っていたんだなって
「絵具したい!」って急かされながら喜びを感じていました。

ここから1時間半を超える間
夢中になる子たち・・・・・
すごい集中力です。

トイレットペーパーだったことも忘れるくらいになる。

いろんな言葉が出て来た。

Jさん
これもふわふわだよ
いろかえよ
おしたらでてくる
もっとみどりかけよっかな?
ちょっと違ういろなんだ
ちょっと手でこうやってしたらいいんだ。


Yさん
シューシュー
ここー
これ見て〜
くり?
こうやって
いいよー
やなのー


Lさん
いっぱいつくる
終わってないから、まだ終わってないから
ばいばーいねこちゃん
赤ちゃんどこねこはどこ


Tさん
これもっとつくろ
この音がすき
膨らんでくる
わ。これ気持ちいい

あおの世界きていいですか?
わーいい場所
ここあったかい
ザラザラ世界だ
混ぜるのてつだうよ
*******

言葉を聞くだけで
いかに子どもたちは五感で感じて
イメージの世界を楽しんでいるのかがわかる。

もう、ひき肉のようなレンズ豆のような茶色になったものを(笑)

綺麗な色!
こんな綺麗な色みた事ないやろ?

ほらど〜お?

って言うその感性。

アートしていると子どもたちには、
濁るから汚くなる。という感性はない。

”どの色も美しい”という
本当は当たり前のことを教えてくれる。


突然登場した猫ちゃんが
みんなの個人の活動をつないでいく。

みんなのところの遊びに行きながらストーリーが展開される。


ねこちゃんに
「おふろとごはんできたよってよぶんだ」
と猫ちゃんが来るのを楽しみにしている子は

ねこちゃんのお風呂を壊したくないと言って
猫のお風呂を
お持ち帰りしましたよ(笑)

お母さん、レンズ豆!?とびっくりwwww

他の子は
足で踏んでみたりして
感触も確かめました。

これを乾燥させて
紙になる予定です♫


次のワークに使えたらなと思ってます^^


ロールになっていた
トイレットペーパーが線をなし
そして、クズになり
水で濡れて小さくなり塊になり
ドロドロになり
また乾燥して紙になる。

それをまたロールしてみたいな。(笑)


こういうよく意味のわからない活動

何になるんだろう?と効率を求める大人は考えます。

 

だけど効率を求めた先に

必ずしも幸せはあるんだろうか?

 

効率と引き換えに

感じること、面白がること

挑戦してみること忘れてないかな?

 

今の感覚に目を向けること

そんな感覚は忘れたくないことの1つだなと

子どもたちをみていて思います。

今回の【ことばto表現ラボ】も
とーーーーっても充実していて
本当に本当に一瞬一瞬が楽しく
幸せな時間でした。


いろんな言葉やお話が出て来て
このラボの目的である
”日本語に触れる。”ということも
とても自然にできていて

遊びの中でこんな風に
自然に学んでいく場を作れていることがとても嬉しいです。


何より子どもたちが
楽しくて楽しくて
嬉しそうな姿を見れることが心から嬉しいです。


子どもたちに少しでも多くの
幸せな原風景を残してあげたいですね。


一緒に運営しているYさんと
阿吽の呼吸のように取り組めているやりやすさ

そして、
親御さんのご理解に感謝感謝のことばto表現ラボです。

本当にありがとうございます!

また次回もとても楽しみにしています。

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