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介護保険 申請について

介護が必要になるとまず介護保険申請をします。
主治医の記入が必要です。私のケアマネ経験からの情報をお教えします。
地域によっての差があるかもしれません。私の主観も入りますが、
参考になると思います。


介護保険申請からの流れは

お住いの自治体のホームページに、申請の仕方が書いてあります。
申請書のダウンロード、申請書をいただける場所、申請受付場所、申請の相談をしたり代理で申請してくれる居宅介護支援事業所(ケアマネのいる事務所)や地域包括支援センターの説明があると思います。

主治医の記入が必要です

主治医を誰にするのかの説明をしますね。これ、大事です。
介護保険を使っていて、ケアマネがいる場合は助言してくれると思います。

在宅(自宅での生活)で申請する場合

 在宅生活で申請する場合は、定期受診している医師を記入します。複数の医療機関を受診している場合は、
➀ 生活に支障をきたしている原因の疾患を診てくださっている医師
② 本人をよく知っていて、困りごとを分かってくださっている医師
を選びます。

大学病院に定期受診している場合

在宅生活でも大学病院や大きな病院へ受診している場合もあるでしょう。
主治医の意見書が遅いので、病院に問い合わせをするとア・イ・ウかな?

 ア)介護保険の主治医の意見書をあまり書いたことの無い医師
 イ)常勤でない医師(記入する時間が取れない)
 ウ)今度の受診日以降に書きますという医師

本人をよく知っていて、毎月受診していて、介護保険に理解のある医師なら主治医に選んで大丈夫でしょう。

逆に言うと、
数か月に1回の受診で、主治医がころころ変わっていて、本人と会った直後でないと書けないと言われる恐れのある場合主治医に選ぶのはやめましょう

主治医が意見書を役所に送ってから審査会が開かれ認定結果が出ます。
主治医の意見書の遅れは、大きな病院の場合が多いです。

やっとのことで家族が援助して受診していても
日常生活で認知症が疑われていても
大学病院の先生は「受診に来ているから、移動は自立だな」
        「質問に答えているから認知症な無いな」
と、本人の評価欄に記入なんてことが、あるあるです。
介護度に、主治医の意見は反映されます。

※ 更新申請で、ケアマネが主治医に説明をしてくれているなら良いですが
※ 大学病院の先生が書くと、重い認定が出るだろうと思ってはいけません

受診先が無い場合

大きな病気がなく受診していない場合、前は受診していたが行かなくなってしまっている場合、大学病院に受診しているが書いてくれるか心配な場合

➀ 無料定期健診を毎年受けておく。風邪などの治療を受けておく。
② 申請の前月までに受診する。
  介護保険申請を説明し、主治医意見書記入の了承を得る。

「主治医が無い場合紹介します」と自治体の説明に書いてあるが、私は上記準備をしておく方が良いかなと。
自分が主治医を選べます。
申請書に、直近の最終受診日の記入欄があります。
これを書けないと申請できません。
次回受診日も記入しますが、だいたいで大丈夫です。これが不正確でも誰も文句を言ってきません。役所が見るのは、次回受診日が相当先の場合に、本人を見てから医師が書く場合、意見書の到着が遅くなるかもしれないと予想するのです。結果が遅くなると、役所は申請者に、決定の遅れの通知を郵送する必要があります。

入院中の場合

 入院中の主治医を記入することになります。退院に向けて入院中に認定調査を受ける場合、在宅での主治医を記入することは、ほぼありません。

 退院してから、自宅での生活の様子で申請するか決めるような場合、もともとの主治医を記入します。入院していた病院にその後も定期受診している場合は、どちらの医師も主治医に記入できます。入院中の臨時の主治医は退院後には事情が無い場合主治医意見書は普通書きません。

 書き方、例です。


次に、認定調査を受けることになります。
次回、説明しますね。

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