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超高齢社会の中で「いのちと尊厳」は守られているか ➀

十数年前、ケアマネジャーになった年の秋に、
葛飾区で菊池雅洋氏の講演会があった。2004年10月24日。

古い話でなく、今も大事な話。


超高齢社会の中で「いのちと尊厳」は守られているか

95コマの画面が印刷された講演会の冊子が手元に取ってある。
今読んでも、古くない、持ち越されているかもしれない課題である。

介護の常識は世間の非常識

すべての原因は感覚麻痺から
ふつうの生活って何という視点
当たり前、常識感覚を失わない

介護現場の割れ窓理論

割れた窓を放置→建物全体が崩壊
介護現場の割れ窓は言葉である
言葉の乱れ→感覚麻痺→虐待に繋がる

自立支援から自律支援へ

自立→他からの支配を受けずに、存在すること。
←人は最期までこうした存在でいられるのか?
自分ができない部分を任せても安心な場所にいる、
自らの意思で委ねることができる、
「自立」を失っても「自律」は失われない

傍らにいることを許される者になるために~気づく人でいてください

一番近くで「気づくことができる」専門職

ADLからQOL、そしてQODへの視線転換

(Quolity of death)とは、
そこで暮らし、やがてそこで最期のときを迎えるまで、いかにその人が生命を持つ個人として尊重され、豊かな暮らしを送ることが出来、やがて安らかに死の瞬間を迎えることが出来るかという意味であり、、

2011/10/24テキスト

ここで半分です。以降は次の機会に。

ケアマネジャーになる前に、特別養護老人ホームで約1年勤務していたことがあり、施設での介護職での自分はどうだったのか、周りの介護職員はどうだったのか、あの施設にこんなポリシーがあったのか等、考えさせられた。


※ 以下、私見です。

※ 自分が70歳台ということもありますが、機能訓練で良くしていきましょうが強い理論に抵抗があります。自分も、また、かかわる方々も、どういう風に人生軟着陸していくかと考えます。軟着陸のための機能維持運動は大切ですけど。

※ 葛飾区の研修は、なぜか良かったです。

※ たぶんほぼ同じ時期か少し後に、葛飾区でアドバンスケアプランニングの研修を受けた覚えがあります。十数年前は、すごくない? 医師会系の研修だったかと。



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