パラグライダーの下見
私のこれまでの経歴を書き終え、やっとタイムリーな記事を書けるようになった。
9月末にようやく私の夢であるパラグライダー飛行が叶う。
パラグライダーはとーっても楽しみだが、ほぼ身体を動かせない私のような障害者が本当に飛べる環境なのかがやはり気がかりで、一度下見に行く事にした。
ナビで見ると片道2時間40分程度の距離。
でもその時間は、渋滞も何もない単純に
距離から計算された時間だった事に行ってみて気づく😅
実際は渋滞もあり、行きは4時間程度、帰りは渋滞+ガス欠+ゲリラ雷雨にも見舞わられ、6時間近くかかってしまった。
近いようで遠い場所。
それがパラグライダー飛行の地。
それはともかく、パラグライダー場は当たり前だが、緑豊かな広々とした場所。
深呼吸すると本当に気持ちが良い。
家からこんなに遠く離れた場所に来るなんて、夫が亡くなってから来たことがなかった。
またこんな場所まで連れて来てくれた私の最強ヘルパー2人にまずは感謝✨
私の思いを尊重してくれ、共に楽しもうとしてくれる彼女たちのサポートがなければ出来なかった事だ。
パラグライダー場に到着すると、すでに飛んでいる方がいた。
めちゃくちゃ気持ち良さそう!
自分も来月できるのだと思うとワクワクが止まらない!😆
着陸地点に休憩所のような建物があり、そこに行ってみると、パラグライダー専用の車椅子が置いてあった。
これに乗って私は飛ぶんだ〜!と思うとまたワクワク♪その日も車椅子の方が1人飛んだらしい。
でもそこで、私がずっと気がかりだった事が頭に浮かんだ。
自分の車椅子からパラグライダー専用車椅子にはどう移乗するのか。
その日飛んだ方は小柄な高校生で、お父様が抱えて乗せたとのこと。
残念ながら私は身体が大きく(身長170cmでぽっちゃり)、とてもお姫様抱っこできるような体型ではない。
介護が必要となってから、この体型である事をずっと恨んでいる。
もっと華奢な小さい身体だったら、軽く抱えてもらえるのに、私はなんの為にこんなに大きく成長してしまったのだろうか。
でもそんな事は言ってられない。
私はどうしてもパラグライダーで飛びたいのだ!
そこへ、当日私と飛んでくれる頼もしいリーダーと念願のご対面。
ご挨拶を済ませ、早速私の移乗問題を一緒に考えてもらう。
車椅子でも可能ですと書かれていても、介助の部分はできませんと言われてしまう場所や施設が多い中で、一緒に考え、手伝おうとしてくれるリーダーの対応は素晴らしいと思った。
私をどう移乗させるかを皆で考え、とりあえず私の両脇を2人で抱えて移乗させる方法を試した。でもこの方法では、良い位置にお尻がハマらず、私はとても苦しい体勢になってしまった。
足も変な形になってしまうし、とにかくパラグライダーを満喫出来るような体勢ではない。
そこからもあれこれ皆で試して、ようやくなんとかいけそうな移乗方法を見つけた。
リーダーが私の上半身を後ろからガッチリ持ち上げ、もう1人が足を持つという方法。
リーダーが若干ふらついていたのは心配だが、それが1番の移乗方法だと思う。
それか、あらかじめシーツのようなものを車椅子に敷いた上に私が座っておき、移乗の際はシーツごと持ち上げて移乗させるという方法もいけるのではないかと思う。
これは少しまたヘルパーチームと練習が必要かと思う。
移乗の練習をした後は、実際に飛び立つ場所まで連れて行ってもらった。
かなり急勾配の坂を登っていくので、その道中もアトラクションのようだ。
車椅子を車に固定していても、両サイドをヘルパーさん達に支えてもらわないと、私は振り回されまくって大変だったが、それもスリリングで楽しい道のりだった。
そしてようやく離陸地点に到着した。
思ったより急な斜面を降りていくのだなと一瞬ビビったが、そこからの景色は絶景だった✨
そして山からの風が涼しくとても気持ち良かった😊
今すぐにでも飛びたい!と思ったが、それは来月のお楽しみにとっておく😁
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