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学校の先生が思う、昔と今の学校の違い その1

主に私が今年度小学校で勤務するようになって感じたことを、書いていきます。

1.胸につける名札
みなさんが学生のとき、左胸にはいつも名札をつけていませんでしたか?
小学生のときも、中学生のときも。

小学生のときは朝家から付けて行き、学校に着いたときに名札が付いていないと、先生に怒られる。
取るのは家に帰って部屋着に着替えるとき。
たまに洗濯機に入れた服に名札が付いたままになっていて、今度はお母さんに怒られる😂


しかし今は名札、学校で付けて学校で外します。

ここ十年かそれ以前からですかね。
胸に付いた名札の名前を見て声をかける不審者がいる、と。
それから登下校時名札はしなくなりました。

今は、小学校は学校に出席番号のふられた名札入れがあって、そこから取って付けて、そこに入れて帰ります。
(壁からぶら下げる曜日ごとのお薬入れのようなもの)
このスタイルの学校が多いかと思います。


中学校も、以前は名字が書かれた胸に付けるクリップ式の名札、ありましたよね。
おそらくもう付けている学校は少ないのではないかと思います。

逆に、ジャージや体操服には名前を書かせています。
ジャージや体操服は校内でしか着ないので、子ども同士はもちろん、教員も名前がわかるように、という観点からです。



2.子どもの名前の呼び方
今小学校では、子どもたちを"さん"付けで呼びます。
中学校でも"さん"付けで呼んでいましたが、名字に付けて呼ぶことが多いです。


私は自分が小学生のとき"ちゃん"付けで呼ばれていたので、最初は子どもたちに"くん"や"ちゃん"を付けて呼んでいましたが、ここで小学校の先生たちとの違いに気付いたのです。

中学校では名字で呼んでいたので、男女を区別している感覚はなかったですが、今は性への配慮もあって、"くん"や"ちゃん"を付けて呼ぶことは減っているようです。
私も気をつけなくては、と思いました。



3.ドリルや連絡帳のイラストの変化
子どもたちが何気なく使っているドリルや連絡帳。昔よりはるかにかわいいです。

ドラえもんやポケモンなどの、子どもたちに大人気で大人も知っているキャラクターたちが描かれています。


私たちのときはイラストがなかったか、あってもよく知らない出版社のキャラクターだったと思うので😅
そんなキャラクターたちがドリルの表紙に載るのか!とびっくりしました。


でもこれで子どもたちのやる気が出るならすごくいいことだな♩と思うし、

"あれ、◯◯くん連絡帳出てないよ?
ドラえもんのやつ!"

と子どもに伝えるときに便利なので笑
教員にとっても使い勝手がよく、いいことづくしです🙆‍♀️