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Web編集者の読書癖

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本がないと生きていけない。
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#習慣にしていること

2021年マイベスト本【エッセイ・対談・小説・歌集】

エッセイが好きだ。対談が好きだ。小説と歌集は、文章の仕事でありながら、文章の仕事から離れさせてくれる文章として好きだ。 2021年は特に多くのエッセイを読んだ年だった。コロナ禍で自粛ばかりで、自分の心に向き合いたかったから。他者の雑談に触れないと、自分について気付く機会がとても減るのだと知ったから。 ということで、2021年読んだ中でも特に面白かった本をまとめて書き記そうと思う。今回はエッセイ、対談・往復書簡、小説、歌集。 ↓ビジネス・自己啓発はこちら。 2022年も

考える時間について考える

自分の本心って、こんなにも時間をかけないと見えてこないものなのか。 考える時間をこんなにたくさんつくらないと、見えてこないものがあるのか。 ここ最近、というか先月「エッセンシャル思考」という本を読み始めてから、自分の心と向き合う時間を週に1度、6時間くらい設けるようになった。 時間をつくるのは大変だった。今も大変だ。(年末なのよ...)だけどそれよりも、本が教えてくれたことを絶対に無駄にしたくない、という気持ちが強すぎて頑張ることにした。34歳というタイミングを考えても

多読・付箋読み・風呂読書etc...独特らしい私の読書法について

ときどき参加している読書会にて、本の読み方について少しだけ盛り上がったことがある。 というのも、読書会で紹介する私の本の付箋がびっしりなことと、その付箋すべてに文字を書いていることが珍しかったらしい。そういえばみなさん1冊につき付箋は4〜10くらいなのに対し、私の付箋は30くらい?40超えるか?という量だ。たしかに多い。 しかもみなさん、付箋になにも書いてない。テロっとした付箋をペタッと貼るだけ。そういえば私はいつからこの読み方になったのか忘れたけれど、自分なりにいろいろ

オードリー若林が引き出す小説家のおもしろさ。「ご本、出しときますね?」

インタビューの勉強として観ている番組がある。「あちこちオードリー」だ。 というのも台本や方針がある中で人に質問するって、実はめちゃくちゃに難しい。私はインタビューが大の苦手で、ほぼ毎回インタビュー後は録音テープを聞きながら「なんでここ深堀りしなかったの」「聞き方....!」などとひとり反省会状態になっている。 テンポよく聞くべきことを聞き、聞かないべきことを排除し、随時適切な相槌と反復をし、時間内におさめる。このなんと難しいことか。 そんな「聞く力」というジャンルにおい

風呂読書の極意

先日、「風呂読書に驚かれたことがある」という記事を見つけて逆に驚いたので、風呂読書について記事を書こうと思った。 ↓わたしが読んだ記事はこちら この方もかつて風呂読書をしていたそうなのだが、その話をしたら驚かれたらしい。その時点でびっくり。だって風呂読書はメジャーだと思っていたから。 ちなみにわたしは、おそらくもう10年以上は風呂読書をしているし、できれば死ぬまでしたい。断言できるのだが、風呂読書はわたしにとって1日の中でほぼ毎日1〜5位以内にランクインする安定した幸せ