マガジンのカバー画像

Web編集者の読書癖

47
本がないと生きていけない。
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

2021年マイベスト本【ビジネス・自己啓発】

今年は私の人生の中でもよく本を読んだ1年だった。気付けば雑誌を含め、113冊読了していた。(読むのが早い人は普通かもしれないけど、私としては偉業!) 2021年の終わりが近づいてきたので、改めて今年の読書リストを眺めていたのだけれど、今年は数をこなしただけあって、多くの良書に出会えているなと思ったし、それぞれの出会いによって確実に私は変わっていた。 少なくとも2021年を迎えるときの私よりも、2022年を迎えようとしている私の方が少しだけ謙虚だし、少しだけ好きだ。 とい

考える時間について考える

自分の本心って、こんなにも時間をかけないと見えてこないものなのか。 考える時間をこんなにたくさんつくらないと、見えてこないものがあるのか。 ここ最近、というか先月「エッセンシャル思考」という本を読み始めてから、自分の心と向き合う時間を週に1度、6時間くらい設けるようになった。 時間をつくるのは大変だった。今も大変だ。(年末なのよ...)だけどそれよりも、本が教えてくれたことを絶対に無駄にしたくない、という気持ちが強すぎて頑張ることにした。34歳というタイミングを考えても

多読・付箋読み・風呂読書etc...独特らしい私の読書法について

ときどき参加している読書会にて、本の読み方について少しだけ盛り上がったことがある。 というのも、読書会で紹介する私の本の付箋がびっしりなことと、その付箋すべてに文字を書いていることが珍しかったらしい。そういえばみなさん1冊につき付箋は4〜10くらいなのに対し、私の付箋は30くらい?40超えるか?という量だ。たしかに多い。 しかもみなさん、付箋になにも書いてない。テロっとした付箋をペタッと貼るだけ。そういえば私はいつからこの読み方になったのか忘れたけれど、自分なりにいろいろ

ココロを添えた仕事がしたい

先日、数年ぶりに取材に訪れたお店で、思いがけないプレゼントをいただいた。 大きな茶封筒に、取材のお礼と「またご縁があってうれしいです。ぜひ今後ともよろしくお願いします」という文章が綴られており、その中にはお店で取り扱っているポストカードや栞、シールなどが、まるで宝箱のように詰め込まれていた。 これがもうめちゃくちゃにうれしくて、相当感動してその場で何度もお礼を言ったし、帰りの運転中ニヤニヤ&ひとり言(うれしいことがあると、素敵だなーとか、かなわない!とかひとりで喋る癖があ

オードリー若林が引き出す小説家のおもしろさ。「ご本、出しときますね?」

インタビューの勉強として観ている番組がある。「あちこちオードリー」だ。 というのも台本や方針がある中で人に質問するって、実はめちゃくちゃに難しい。私はインタビューが大の苦手で、ほぼ毎回インタビュー後は録音テープを聞きながら「なんでここ深堀りしなかったの」「聞き方....!」などとひとり反省会状態になっている。 テンポよく聞くべきことを聞き、聞かないべきことを排除し、随時適切な相槌と反復をし、時間内におさめる。このなんと難しいことか。 そんな「聞く力」というジャンルにおい