2021年いちばん「凄かった」本
まだ今年は終わっていないけれど、2021年に読んだ中で、いちばん「凄かった」本はどれかと聞かれたら、迷わずこの本だと答える。
『往復書簡 限界から始まる』
本は、フェミニズムの第一人者である上野千鶴子さんと、慶応大学→AV女優→記者→作家という異色なキャリアを積んできた鈴木涼美さんが「エロス資本/母と娘/恋愛とセックス/結婚/承認欲求/能力/仕事/自立/連帯/フェミニズム/自由/男」をテーマに言葉を綴り合う「本気の」往復書簡だ。
この本、実は9月に読了していて、あまりに