見出し画像

運動二週間

この二週間続いていることがあります。
「運動」です。

市の体育館にエアロバイクと筋トレをしにいくようになり、
家でもswitchのリングフィットやフィットボクシングを購入して
運動するようになりました。

そうは行っても毎日10分くらいでしょ?とお思いか。
なんのなんの、体育館は利用時間が二時間あるので
一時間半は体を動かす(30分は間にロビーで新聞を読んで休憩)
switchも20~40分のメニューをこなすので
毎日二時間ずつ運動していることになる。

ここまで突き動かされたのも、右肩上がりでの体重の増加と
久しぶりに家にやってきた姿見を見たときに愕然としたからなのだけれど。

ダイエットに関する本も読んだ。
一生継続するもの、という意識が大切なのだと。
一時的なダイエットは、やめたら元に戻る。
なので、一生継続できることをやっていくほうが
結果的にはダイエットになるのだということ。

これをみて、食べないダイエットは無理だと思った。
普通に食事をとって、痩せるには、運動しかない。

運動を生活に組み込み、習慣化することが
必要になってくる。

普通の人では二時間も時間を捻出するのは無理だが、
私は仕事は一日のうちでこなせばいいフリーランス。
朝でも、昼でも、夜でも好きな時に運動ができる。
この利点は大きい。

今までも、忙しいなりにセミリタイアのような生活に入り、
ラジオをだらだら聞いている時間や、音楽を垂れ流して座っている時間がけっこうあった。その時間を運動に置き換えることにした。

音楽を聴きたいときは体育館に行って、エアロバイクをこぎながらイヤホンで聴く。ラジオは占いの待機をするときに聴くようにして、それ以上だらだら聴くのはやめた。たまに聞くのはいいけど、たくさん聞いていても時間がもったいないと思うようになり、運動ゲームをするようになった。

15日で1kg痩せた。意外と少ないが、脂肪が筋肉になって体重が増えている分もあるのだろう。ぎりぎり筋肉痛にならないくらいで、効いている感じがする。

1kgとはいえ、交際相手に、
おなかが痩せたんじゃない?と言われた。
昨日は一ヵ月ぶりのデイケアで、親しくしてくれるおばあさんの患者さんに、「さやかさん、やせた?」と言われた。「え、うれしいです!運動はじめたので」というと、「おなかがへこんだよ」と言われた。
ウェストを測るとこまでやっていませんが、体型には表れてきているみたい。

三カ月に一度通っているエステのお姉さんにも、運動をはじめたことを言いました。三カ月後「わぁ~!やせましたね!」と言ってもらいたい!エステのお姉さんに嘘をつきたくないですし、ひとまず三カ月はモチベーション維持できそうです。

訪問看護でも運動をはじめたことを話したので、
毎週「調子どうですか」と聞かれるだろうし、
自分を見守ってくれている人が増えるほど
やる気も起きてくる。

毎週の金曜日と、次は一ヶ月後のデイケア。
その次は三か月後のエステ。やせた自分を見せる場面は
多くある。これが一人で引きこもっていたらどうだろう。
毎日過ごす家族ではあまり変化がわからないと思う。

ダイエット中、久しぶりに会う相手を
作りだすというのは良い事かもしれない。

Twitterで、「よく睡眠をとりしっかり食事をとり運動をすればストレスはなくなりますよ」という医師に対して「そんなことができていれば病院にきていない」と言っている人がいましたが……
私も病院に通っているものの、
病気は寛解レベルなので、再発予防の投薬が続いているだけ。
普通の人が難しいという、よく寝て、しっかり料理をして食べて、運動をするという事ができるようになった。

すごく、健康ではないか?

体育館で運動しているとよく見かけるおじいさんなどがいる。
年金暮らしで体を動かしに来ているのだろう。

同じくお年寄りに混ざり、整形のリハビリに行っている。
電気や、マッサージのようなマシンもあり、
腰がだるくなってきたときは利用している。

まるで老後だw

毎日、大した変化もないけれど
絵を描いて、手相を見て、運動する。
この繰り返しが楽しくなってきた。

絵も、手相も、運動も
実践を繰り返すだけでスキルが上がるもの。
基本は無理な勉強なども必要ない。

一日一日を大切に生きているだけでいいのだ。
いつまでに、これをできるようになる必要がある、とか
追い立てられるものがないのは良い。

今の生活、どれくらい続けられそうですか?
と聞かれたら「べつにずっとでもいいよ」と言える。
それくらい、嫌な事がとくにない。

飛び跳ねるような嬉しい事や悲しい事、
感情の波などなくても
この生活が、「生きるってそういうものだ」と
思わせてくれる。

わたしはまだ31歳だが、
お年寄りや障がい者に混ざり生活をしていても、
モヤモヤしたり、かっこわるいと思ったり。
「こんなわたし、イヤ!!!」
とはならないのだ。

若い元気な人の輪にいるよりも、こっちのほうが
のんびりしていて、いいな、と思う。

私は私なりに、自分の居場所を作り、
なかなか幸せな毎日を送っていると思う。

つまらない単調な生活に、
いかにはやく納得できるかが
人生の幸福度を変えてくれるのではないだろうか。

サポートして頂くと夢山さん家のお花がちょっと豪華になります。