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同じ障害児の親として

こんにちは。さやつぼ先生です。

突然ですが、私には知的障害(ダウン症)の息子(1歳半)がいます。最初、妊娠中にそれが分かったときは正直驚きました。全く知識がなかったからです。

昔働いていた少年院では、発達障害の子はいたので、発達障害児に関しては知識があり「発達障害は個性だから、こどもが発達障害でもなんてことはない!」と思っていたのですが

知的障害に関しては知識が少なくて、「なんか大変なんじゃないか、ダウン症の子は免疫力が弱いってどういうことだろう・・」と悩んだ時期もありました。

その後は、いろいろ学んだり、同じ障害を持つ親の話を聞いたりして、会えること(産まれてくること)がワクワクするようになりました。

息子は、病気があったり、発達が遅かったり、定期的に病院へ健診に行ったり、療育に行ったり、事務手続きがあったり

楽ではないですが、それ以上に

「かわいい!」「ほがらか!」

1歳半でもまだ歩けず、ハイハイしていて、赤ちゃんみたいで、いつも笑顔で癒されます。

周囲の人からは、「大変そう」、「かわいそう」と思われがちなのですが、夫婦で「全然大変じゃないのにね」と言っています。当事者じゃないと分かりにくく、周りからみたら、強がりだと思われるかもしれません。本気でそんなことはなく、毎日幸せなんですが。。

幸せだと言っても、厳しい社会ですから、将来に不安は感じています。障害児も生きやすい世の中になるよう、私も何かしたいなぁという気持ちです!

そこで、元々したかった「支援クラス」向けのこども料理教室の準備中です。

当事者としては、息子には自立してほしいと思っており、最低限、食事を自分で作って食べられる状態になってほしいです。

手先を使うことで、脳も発達するし、料理で社会性も身に付きます。

障害児の親としては、料理は需要があると思い、この度開設することにしました^^

学年で統一したことを、やろうとするので、障害児が沢山いるように思いますが、個性を尊重した授業ができたら、何も問題はありません。

昨日と今日、その子の成長を感じられると思います。他の子と比較する必要はありません。

私は、他の子とは比べず、息子だけを見ていて、成長を感じ「こんなこともできるの、天才やー」とも思っています。親ばかでいいと思っています。

同じ年の子と比べて、できていること、できていないことは置いといて。

本人の成長を第一に考えられる、こども料理教室をしていきたいと思います^^

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