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ラベンダー園の前にゴマシオキッチン


 今日は晴れて暑い1日だった。
 梅雨入りしているが、雨の日はそんなに多くない。この後も晴れの日が多いようだ。こんな風に梅雨が終わってくれるならそんなに嬉しいことなんてない。梅雨なんて大嫌いである。

 今の時期には今の時期にしかできないことをしたい。

 美郷町のラベンダー園でラベンダー祭りなるものが行われていると知り、行ってきた。

 美郷町は秋田市から車で高速を使って1時間位の所にある。

 車での移動は好きではない。移動は極力電車と徒歩でしたいのであるが、ラベンダー園は車の方が圧倒的に便利なので車で行く。

 晴れている日のドライブは気持ちがいい。
 車も悪くない。

  家族とか誰かと一緒ならドライブも楽しいのだろうけど、1人でドライブだと何も起きないからつまらなく感じてしまう。

 電車なら人間観察を楽しめるし、徒歩なら散歩しながら景色を楽しんだり、道行く人を眺めることもできる。

 車でも流れていく景色を眺めることはできるけれど、あっという間に流れてしまうので、じっくりとその風景を楽しむことはできない。

 だから車で移動するとき、いつもちょっとつまらないな、と感じてしまう。
 目的地を楽しむだけが旅ではない。目的地までの道中を楽しむのが旅なのである。

 だがしかし、車のいい所はフッ軽にいろんな場所に行ける所である。

 ラベンダー園の前に行ってみたいと思っていたゴマシオキッチンに寄ってきた。

 このカフェは、オキニの美容師さんにオススメのカフェを聞いたときにオススメされたカフェ。

 

ゴマシオキッチン


君と僕の喫茶店だって

 外観からしてお洒落だった。

 秋田県仙北郡美郷町。ラベンダー園が有名な街。
 お洒落なカフェなんてありそうもないのにあった。

 今って探せばいろんな場所にお洒落カフェがある時代だ。

 田舎にもお洒落な人はいるし、お洒落を求めている人はいる。

 店に入ってすぐに思ったこと。

 あ、これはお洒落だ。

 ゆったりできて、誰が歌ってるのか分からないムーディーな音楽が流れている。誰が歌ってるのか分からないって大事だ。
 知っているミュージシャンが歌ってたりすると、途端に安っぽくなってしまう。
 そういう意味で、絶妙に誰か分からない人が歌っていた。

 店に入ったときは満席っぽかったけど、すぐにお客さんが立ち上がる。

 次のお客が来たら潔く立ち上がる。客の鏡である。

 程なくして2名用のテーブル席に案内された。

 メニューを見るけれど、面白いメニューが多い。
  メニューに添えられたひと言も変わっている。

 初めて来た店なので、一番人気っぽいメニューで攻める。

 モロッコライスとホットのカフェラテ。


モロッコライス。お皿の絵がかわいい。


カフェラテ。ラテアートがかわいい。


コースターも独特

 店主の人の好きで埋め尽くされたお店という感じがした。

 好きって大事だ。好きが世界を広げるし、好きが世界を繋げる。

  自分の中の好きを追究して、その好きに人が集まってくる。それってとても素敵なことじゃないだろうか。

 長居したいけど次のお客さんのことを考えるとまったりくつろいでいる訳にもいかない。

 お会計を済ませると、ラベンダー園に向かった。

 ここまでで結構文字数使ってしまったので、とりあえず今日はここまで。



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