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出産直後しんどかった理由

昨年の夏に第一子を出産した。
現在生後9カ月になり、育児にも大分余裕が出てきた。

ただ、出産直後の私は、産後2週間検診の助産師さんとの面談で泣いてしまったり、里帰り出産が終わった後は家で2人きりが耐えられず産後ケアシステムで助産院のデイケアを利用したり、いっぱいいっぱいの状態だった。

その時しんどいと思ってしまった理由をいくつか考えてみた。

・家族の注目の対象が子どもに移ったと感じた。
妊婦のときはみんなに心配・大切にしてもらったが出産したらお役御免な感じ。→もちろん誰もそんな風には思っていない。

・自分の生活を子どもに合わせて送らなければいけない事への不満
自分の好きなタイミングで好きなことができず、寝るのも起きるのも子ども中心に24時間が進んで行く。→頻回授乳が落ち着くまで続くが徐々になれてくる。

・夫が"愛する人"ではなく"子育てのパートナー"のように感じる違和感
話すことのほとんどが子どもの事なので以前と関係性ががらりと変わった気がした。→妻はホルモンの関係もあってそう思うが夫はそうでもない。

・1日中前開きパジャマ、外出しないのですっぴんの日々のため、女を捨ててしまったように感じる自分への失望
自分の身なりを気にしている時間は皆無だったが鏡に映る自分が嫌だった。
→生後半年を過ぎると服を買う・髪を巻く余裕が出てきた。

・子どもを可愛いと思えるほど向こうからのアクションがあるわけではない
可愛いくて仕方ないと思うようになったのは笑顔を見せてくれるようになった3か月くらいだったか。→今、写真フォルダを見返すと可愛いくて尊い…。

多くは、出産前と後で自分の生活ががらりと変わりすぎて、その変化に自分のこころと身体がついていけなかったからだった。

今、育児に慣れてきたのもあって、こんな風に振り返り文章を書く余裕も出てきた。新生児期の貴重な育児、大変だし貴重さに気付くのは後になる。
かけがえのない日々だった。

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