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ステレオタイプ

こんにちはこんばんは yumenohi です。

私が住んでいる
たぐいまれな良い世界では、
「ステレオタイプ?」と言われれば、

ステレオにタイプがあるのか?
おらのイヤホンは片耳だから
「モノラルだよ」。

そ~なんだ~。
こんな会話。

心理学を少し学んでみて
ちょいちょい出てくる、
この「ステレオタイプ」と言う言葉。

あまりこの言葉を使う必要が無いので、
知る必要もないかもしれませんが、、、。

今いる世界から
最近少しお出かけしているように、
心理学をお勉強しているわけですが、

やはり、知らない言葉を
スルーしてはイケません。
学んでみます。

では早速。

そもそも
このステレオタイプ
印刷術のステロ版が語源となっているそうです。
このステロ版は鉛で出来た型で、
同じものを印刷する元の板と考えればわかりやすい。

ステレオタイプの意味は、一言で云えば「偏見」です。

思考や観念、ものの見方・捉え方を示し、ステロ版で印刷された印刷物のように、「型を用いて作られたかのように全く同じもの」「既に完成された状態のものとして扱われているもの」という意味でステレオタイプという言葉は使われている。

特にその中の、多くの人に浸透している認識や固定観念、特に先入観、思い込み、レッテル、偏見、差別の事を指している。

日本で言うなら「判で押したように」「紋切型の」「金太郎あめ」
がほぼ同様の用語であるそうです。

もう少し学んで見ます。

ステレオタイプ(stereotype)
特定の社会的なグループやカテゴリーに属する人々に対して、一般的な特徴や行動パターンを一般化し、簡略化したイメージや信念のことを指します。ステレオタイプは、個人や個々の違いを無視し、あるグループ全体に同じ特性や行動を適用しようとする傾向があります。これはしばしば無意識の偏見や差別の源となり、個々の人々の多様性を理解する障害になることがあります。
ステレオタイプにはさまざまな種類があり、例えば以下のようなものがあります:

  1. 人種・民族に関するステレオタイプ:特定の人種や民族グループに対して、一般的な特性や行動パターンを割り当てることがあります。これは人種差別や人種主義の源となることがあります。

  2. 性別に関するステレオタイプ:男性と女性に対して、性別に基づく役割や性格特性を割り当てることがあります。これは性別に基づく偏見やジェンダーステレオタイプの形成につながることがあります。

  3. 職業に関するステレオタイプ:特定の職業や職種に対して、一般的な特性やステレオタイプ的なイメージを持つことがあります。例えば、医者は頭がよく、建設労働者は力が強いといったステレオタイプがあります。

  4. 年齢に関するステレオタイプ:年齢に応じて、人々の能力や性格に対する一般的な信念を持つことがあります。例えば、高齢者は活動的ではなく、若者は経験が不足しているといったステレオタイプがあります。

ステレオタイプは社会や文化に根付いており、しばしば無意識のうちに形成されます。しかし、これらのステレオタイプは不正確で公平でない場合が多く、個々の人々の多様性や個性を無視するものです。個人が他の人々に対するステレオタイプ的な思考を意識的に批判的に検討し、個々の差異を尊重することが、偏見や差別を減少させる一歩となります。


多くの人に浸透している
認識や固定観念のいい例は、

女性は家事
イタリア人はピザばかり食べてる

などが、わかりやすい。

ステレオタイプの人は不正確な情報を鵜呑みにしてしまう人が多い。
借りにもそんな不正確な情報を、
あたかも常識だよねと
人に自慢して話でもしたら、一大事です。
気を付けましょう。

Wikipediaに良い文があった。

ステレオタイプな観念の特徴

”多くの人が持つ観念には、先入観、タブロイド思考を含み偏見や差別的な意識とも関係している。

「紋切り型」という言葉が示すように、多数の人において同じような考え方や見方が類型化されて共有され、なぜその思考や見方が妥当と確信するのかということについても、メディアや周囲の人が皆そう言っているとか、主体的に吟味することなく、そのまま無批判に取り入れ鵜呑みにしていることが一般である。

その為、客観的根拠もなく、個々人が抱く考え方・観念に対する理解にも乏しく、底が浅く、また複雑なものごとを単純化しているため、当人は理解しているとの錯覚に陥っているが、迷妄であって固定観念になっている場合も多々ある。”


Wikipediaさんにステレオタイプの地域性の例として
以下のような事が書かれていました。
面白かったので、ついつい、、、。

  • 都会(主に東京都区部) - 洗練されている。流行の先端を行っている(おしゃれ)。人間関係(人付き合い)が表層的。考えが合理的でクール。その一方、教育、健康、育児などの面においては「不健全」な環境。危険でマナーが悪く冷たい人間性。

  • 田舎(主として郡部を指す) - 地味。洗練されていない。訛りがひどい。流行から遅れている。産業は農林漁業関係しかない。濃厚な人間関係(人付き合い)が残っている(村社会)。反面、利点として、生活や子育てにおいて、健全なよい環境が残されている。安全でマナーが良く温かい人間性。

  • 江戸人 - 刹那的(例:「宵越しの金は持たない」)・場当たり的。意地・見栄を張る。口は悪いが(江戸弁)、人情に厚い。

  • 関西人 - お笑い好きでおしゃべり。いらち(=せっかち)。派手好き。食い倒れ・建て倒れ・着倒れ・履き倒れ・寝倒れ。首都圏を敵視している。いわゆる「関西のおばちゃん」は逞しく、金銭感覚に優れ、虎縞や豹柄の服を好む。

  • 港町(横浜、神戸、長崎、函館、小樽など) - ハイカラ、おしゃれ、開放的な気質(コスモポリタニズム)。

  • 沖縄 -本土に比べて温和な人間性がある。

こんな偏見が存在しているらしい。
いや存在している。


社会科学の研究によると、ステレオタイプのうち、政治的所属や国籍に関するものは不正確なものが多い反面、それ以外のステレオタイプ(学業成績、性格、行動、性別、人種、社会階層、民族などに関するもの)には、正確性と合理性が認められるという。

つまり、世の中には
一部の正確な観念も存在しているが、
しばしば不正確な間違った観念も存在している。

自分自身の固定観念や先入観を変更することは
簡単な事ではありません。
間違った情報を書き換えて
行かなければいけません。
これからも、謙虚に学ぶ姿勢が大切ですね。

そうしなければ、真実の目は閉じたまま。


今日も一日、お疲れさまでした。
ありがとうございました。





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