セカンドキャリア。

プロ野球選手のセカンドキャリアが話題になることがある。
プロ野球の指導者などになる人はほんの一部で、球団職員になれる人はまだいい方。自分で飲食店を開いたり、自ら就職活動をして一般企業に勤めるというケースも少なくない。

そんな中で、昨年北海道日本ハムファイターズを引退した田中賢介のセカンドキャリアが話題になっている。

開設されれば札幌市内で2校目、北海道では4校目の市立小学校になるのだとか。プロ野球選手を引退して学校の先生になったり、高校野球の指導者になるという人は聞いたことがあるが、学校を作ってしまうというのは僕は聞いたことがない。

別の記事では学校法人「田中学園(仮称)」を設立するとも書かれており、計画は着々と進んでいるようだ。

学校というだけでも大変なのに、小学校は6か年ということもあり規模も大きくなるため上手く運営していくのは容易なことではない。既にインターネット上では不安視しする声や疑問視する声が上がっているが、そんなことは本人も百も承知だと思う。その上で乗り出すわけだから、何らかの勝算があるのかもしれないし、また、挑戦するだけの価値や魅力を感じているのだろう。

教育のコンセプトには「世界に挑戦する12歳」なのだそうだ。
記事にもあるように、彼自身のメジャーリーガーとしての経験も活きているのだろう。

僕は、世界に挑戦する38歳の今後に注目していきたいと思う。

この記事が参加している募集

オープン学級通信

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?