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マタニティマークつける?つけない?問題【妊娠記録】

 7月半ば、ついに医師から正式に「ご懐妊」と診断された私は、役所で母子手帳をはじめ、諸々の書類とマタニティマークを手に入れた。

 「こ、これがマタニティマーク…」

 これまで子供を中々授かる事が出来ず、外でマタニティマークをつけた女性を見かければ、憧れだったり、嫉妬だったり色んな感情が湧いてしまっていたマタニティマークをついに私が持つ日が来るとは…。

 妊婦の第一歩のような気がして嬉しい反面、複雑な気持ちになる。
 いつの段階からつけるのものなのか。かつての私のようにマタニティマークをみて微妙な気持ちになる人がいないわけではないし、ネットで検索すれば「マタニティマーク いやがらせ」とか「マタニティマーク むかつく」とか出てくる。

 マタニティマークをいつからつけるのかは、個人差があるようだ。そもそもつけないという人もいる。

 妊婦になると本当に小さなひとつひとつが気になって悩みとなってくるなぁと…。これは私の性格なのか?それとも妊婦特有のホルモンバランスのせいで変に不安になってるだけなのか?もはやよく分からなくなってくる。

 私は結局、もらった翌日から「付ける」という選択をした。理由は以下の通りだ。

  1. 自宅周辺、職場周辺がロケットのようにビュンビュン自転車が通る場所で、自転車との接触が怖い為。

  2. 公共の場で、具合が悪くなった時に周囲に妊婦と分かってもらえるように。

  3. 体調が悪い時に優先席に座ってしまっても事情が伝わるように。
    (妊婦です、ちょっと具合悪いので優先席に座らせてもらってますという意思表示/逆に妊娠前は優先席が空いてても座れないタイプでした)

 世間にはマタニティマークを付けてると電車で「席を譲れ」と言われてるみたい、という人がいるみたいだが、私はとにかく自衛の為だった。

 いや、本当は、譲ってくれるとありがたい。また後々語るが、つわりがひどい時やお腹が張る時、妊娠後期の現在は身体のあちこちが常に体調悪い等、本当にマイナートラブルが絶えないのは事実だ。

 ちなみに私は、9週頃からマタニティマークを付けているが、電車で席を譲ってもらった事は、妊娠29週の今まで0回である。
 つわりがひどい時とお腹の張りがひどく、ギリギリ立ってられるかといった時が本当に辛かった。
 なるべく空いてる時間の電車に乗ったりしたが、それでもギリ座れない感じだった。この事はまた別の機会に記載しようと思う。

とにかく私がマタニティマークを付けるのは「自分と赤ちゃんを守るため」だった。

 付けないで過ごし、何かあった時に「なんでマタニティマークつけてなかったんだろう」と後悔したくない、という結論に至った。

 妊婦アピールしたい訳ではないが、わかって欲しい…。というなかなか難しい意思表示である。

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