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万年筆の次は墨汁で描いてみる

昨日に続いて今度は墨汁で描いてみたいと思います。父が何かに使っていた墨汁です。しかし私には、父が墨汁で何か書いていた記憶はありません。多分百均の安い墨汁で、たった一度だけ誰かに手紙を書く必要があったのかも知れません。カチカチに固まった筆と硯と墨汁が箱に入っていました。父はもう二十年以上前に世を去っていますので、これはもう劣化墨汁ですね。

空に生える

しかし練習であればなんでも使いましょう。捨てずに残っていたのも何かの縁です。水墨画の真似事みたいなものですが、墨汁は絵の具に比べると拡がりのコントロールが難しく、あっという間にかなり拡がってしまいます。しかしこれは劣化のせいかも知れません。塗れている時は真っ黒でも乾くと浅くなります。一部のポスカラでも似たような製品があります。知らずに通販で幾つも買ってしまいまして苦労しています。その話は機会があれば後で。

紙には凝るべきかも知れませんがそれは腕前に比例させましょう。今のところはどこでも手に入る普通のスケッチブックで充分です。又ブログ用に描くのであればそう大きいのは不経済でもあります。撮影の時にも困りますしね。

百均のスケッチブック

百均でもマルマンのが買えますが、枚数が少ないのとレギュラーと比べるとシボ(紙の表面の凸凹です)がかなり大きいのですね。あまり気付きませんでしたが、小さなスケッチブックでシボが大きいとちょっと目立って汚いときがあります。

作業テーブル

作業テーブルは絵の具が飛び散っていて汚れまくっているので見せられるものじゃありません。布でカモフラージュね。

右に見えている黒い桶のようなのは墨池というそうで水墨画に使われるものかな。面白そうなので買ってみたのですが意外に高い。825円。ホッピーセットと唐揚げの値段。しかも私はそっちの専門じゃないので使い方が分からない。普段お茶屋の店先に出ている五十円の皿で充分なのでこれも適当に使っています。何はともあれ描ければ良いので…。

こういうのを描くときは上等な筆は要りません。イメージのまま大振りに描くのでむしろ安物でバラけている方が面白いです。丁寧に精緻な絵を描くのであればそれに応じた筆を探せば良いですね。転がっているのは百均です。

でも、やっぱりモノクロームな感じって、大好きですね私は。人生もモノクロだったからかな…。


しかしnoteはよいしょが上手いと言うか、精々三日続けてupしただけで--凄い--とかなんとか出ますね。腹にもないことを----などと思いながらも悪い気はしません。特別な仕事が入らない限りはなるべく日々更新できればと思っております。

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