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シルエット状のスケッチをも少しね
単純化したシルエットによるスケッチは面白いのみでなく有益な練習方法だと考えています。これは輪郭を描いて塗るということとはあべこべで、ザッと塗った、と言うより一筆置いたその端っこが輪郭です。これも素描力を養う良い練習だと思います。
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今回は主体に筆を入れてシルエット状にしていますが、以前の、周りに筆を入れて白く塗り残すのも結局は同じ考えに基づいています。全体をひとつのかたまりとして素早く認識して描画する訓練です。塗り残す方が取りあえずは難しいですけど。
![](https://assets.st-note.com/img/1654458981882-9mKe2y2H9z.jpg)
やや…、偶然ですけど、ちょっとお尻色っぽいかな?ピチッと張ってる感じがしますね。ふふ、悪くはないですね。自分で言ってもしょうがないけど。
![](https://assets.st-note.com/img/1654459011508-BWcaGZMLUW.jpg)
完全に同一のトーンのシルエットにすると前と後ろの区別がなかなかつきません。よく覚えていないですが、確かあべこべに描けたのじゃなかったかな…。そう言えばCGなんかでそういうトリックがありましたね。
![](https://assets.st-note.com/img/1654459038454-OEJKIRdzin.jpg)
この練習の場合はなるべく細かく見ないのです。よく観察して描けなどと言われることと正反対のようですが、逆もまた真なりと言います。パッと見たらパッと描いてみる訓練です。クロッキーも似たようなものですが。
こういうことに着目して練習している人も現実に居られるようです。昔から一般的にある考え方ですね。
これは安物の筆で描いていますが、コンテでやるのも結構なことだと思います。鉛筆のようなものよりもむしろ細かく描こうと思っても描けないようなものを選ぶのが良いと思います。他愛のない練習に見えますが、続ける意味は大きいと思います。こういうものですから、あそこがどうのとかあまり神経質にならないで遊びながらやる気分で良いのじゃないでしょうか。
鉛筆を使った場合は、学校でよくやる尖り鉛筆のシャッシャ描きとは違ってなるべく丸くちびた鉛筆を用いての一筆描きスケッチと言うのがあります。いずれまたやってみたいと思います。
良きアートライフを。
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