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投資の話です

四月最後の週末にダウはまた900安しました。SPもナスダックも酷い下げです。そろそろ切り返すか--と某経済動画で語られた直後にこれです。また酷いことになりそうです。中国が割と騰がったのですがまたやられますね。

いつも思うのですが、週末に米国が下げた時の土日って、なーんかやっぱりすっきりしませんね。月曜日下げるぞって感じで。長い投資生活では何度もあることですが、今回は米国の利上げ観測が過剰に行っていると言うことなのでしょうか。過剰かどうか分かりませんけれどね、実際かなり利上げするかも知れない。何とも言えません。

私は短期取引はできません。元々せわしないのが嫌いなのでファンドでゆっくりタイプです。日米はもちろんインドトルコ中国と、あちこちに持っています。ダボハゼです。

2008年からだと言うのは以前に申しました。最初ちょっと調子よかったのですが、サブプライムが割と軽微で過ぎたとお思ったら2009年に入ってリーマンショックでした。当時は何も知りませんでしたので、あちこちの参考書を読んでの始まりだったのですが、今から思えばいきなりこけた感じです。投入資金が半分以下になりました。何もするなという投資哲学があるようで、一応の参考にしていたのですが、やられました。今なら多少の工夫はしたと思います。

しかしまだ救いがあったのはそこでへこたれなかったことでしょうか。ファンドだけで長期投資する人はかなり居ると思うのですが、ネットの掲示板なんかで様子を見ていると、かなりの人がダメージに耐えられず撤退した気配でした。その人たちが、また戻って居れば良かったのですが、懲りたっきりの人も多かったと思います。

今またこんなパニックですが、かなりのマイナスになっている人も居られるでしょう。しんどいことですが、心配なら一旦逃げても良し、しかし必ず市場が冴えない内に徐々に戻るべきだと思います。この訓練をしないといつまで経っても損をするだけです。高い内に逃げられる人はまず居ませんからね。長期投資というのは、ファンドを持ったままにすることではなくて、あれこれの工夫をしながら市場に居続けることだと思います。

ところで私は新興市場(新興国ではありません。国内の新興市場です)ファンドを割合としては多く保有しています。今は全然冴えません。ここは市場が小さいので上げ下げが激しいのはどうしようもありません。しかし長期で見れば、開始時点よりはかなり増えていまして、運用途中でのこうしたパニックはしょうがないものと覚悟しています。元々あまり動かない市場よりも上下に振れる方が面白いと考えるタイプです。小心者の私にも意外な度胸があったものです。

諸兄ほどの勉強はしていないのでグラフまで用意してのあれこれは言えませんが、どんな市場でも上下はするものです。今から入れる人は本当にタイミングが良いと思います。冴えない内にリスのように買って置く。こういう時に買えないと買えるチャンスはないと思います。

投資に関しては徐々に語りたいと思いますが、実はちょっと油断した隙にトルコがかなり戻したました。円安のせいもあるけど、ここは長い間全然冴えなかったのです。私も諦めながら僅かな投資をしていました。リーマン以後ここもマイナスになり、その後もかなりのマイナス(半値くらい)だったのですが最近になってプラ転していました。

こんなものなんですね。

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