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はじめての出版物語6/6「出版」

ーこの本が、誰かの肩を少し軽くし、誰かの背中をそっと押してくれますようにー

この物語は声優ブロガーである私、幸田夢波が初めて出版をするまでの過程を綴ったものです。

はじめての出版、『無職本』(水窓出版)は7/3頃発売予定。

発売に合わせて書いてきたこの連載も今回で完結となります!ここまで連載を読んでくださった方、ありがとうございます。


とはいえ前回で実は私がご依頼いただいた作業とそれに付随するやり取りは全て書いてしまったので本が発売されるので、今回は本の宣伝を存分にしようと思う!


どんな人が書いてるの?

今回は私を含めて8名で共同執筆という形になっている。

改めて、どんな方が無職本を書いたのが紹介したい。

松尾よういちろう…ミュージシャン
幸田夢波…声優
太田靖久…小説家
スズキスズヒロ…漫画家
銀歯…YouTuber
竹馬靖具…映画監督
茶田記麦…会社員
小野太郎…書店オーナー
(敬称略)

以上のの8人による、“無職”をテーマにしたオムニバス形式の一冊。


手前味噌だけどこれだけでちょっと読みたくならない?笑

実は自分以外の著者さんの原稿は私もまだ読んでいない。
今から本を開いて他の方の物語を読むのがとても楽しみ。

「無職本」というタイトルを気に入ってます

連載の第一回でも書いたと思うけど、ご依頼をいただいた時から(仮)という状態ではあったが、このタイトルはすでに決まっていた。

ご依頼のメールを見た時から、このタイトルがすごく素敵だなと思っていた。

企画は水窓出版の方が考えてくださったもので、タイトルを読めば無職について書かれた本だということがすぐにわかる。

とてもキャッチーだし、シンプルでわかりやすい。

今私が運営しているオンラインサロンでは、会社員を辞めて個人で独立したいという話をしている人が何人かいるけど、「自分も無職本書きたい」と早くもネタ(いい意味で)になっていた笑

本の紹介で以下のような文が書かれている。

どこにでもいる普遍的な人々が、「無職」という肩書がついたときに考えていたこと、感じたことを、それぞれの表現方法で自由に書いてもらいました。

新型コロナウイルスの影響もあり、働き方に多様性が生まれている今、仕事に対する考えを多くの人が見直す時なのではないかと思う。

そして「職」に関する考え方は人の数だけあると思っていて、これが正解、なんてものはない。

様々な働き方をしている人が、それぞれの働き方から「無職」というものに触れた時に感じるもの、思いなどが書かれている本というのは控えめに言ってめっちゃ面白そうだと思う。笑

本には人を動かす力がある

私が本当出会ったのは小学三年生の時、どうにもいつも私をからかってくる男子と喧嘩したくなくて悩んでる折に母がプレゼントしてくれたハリー・ポッターシリーズだった。

あの時から本にたくさんの世界を教わった。

中学生の時はラノベやファンタジー小説を読んで邪気眼系に憧れてしっかり厨二病になったし、高校の時は恋愛小説を読んでリアルでも自分の王子様が訪れるのを待った。

最近は本を読んでビジネスのことを考えることも多い。

ビジネス書を読んで、「あ、これ自分だったらこうしてみたら面白いかも?」というアイデアが浮かぶことが本当に増えた。

実は今やっているオンラインサロンも、本を読んだことがきっかけで作った。

声優という仕事以外の選択肢をくれたのはブロガーさんたちが発信してくれるブログのおかげ。


文章を読めば誰かの生きてきた人生を覗くことができる。自分の人生では到底経験し得なかったことを、まるで自分が経験したかのような体験をすることができる。

だから私は本が大好きで、本を読めば読むほど自分の選択肢が広がると思っているし、それによって自分の人生ももっと豊かに、楽しくなっていくはずだと信じている。

なんたって私自身がたくさんの本のおかげで人生を楽しく変えてもらってきたのだから。


そんな本を、私が書く側になれた。

本当に幸せなこと。


私の人生においてたくさんの本が私に一歩踏み出す勇気をくれたように、
願わくば、この本が、誰かの肩を少し軽くし、誰かの背中をそっと押してくれますように。

無職本は2020年7月2日発売です。(書店の入荷状況によってお求めいただけるのが3日以降になる可能性があります)

夢波サロンはこちら。



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幸田夢波
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