先住民に説教されたので、店を特定した話。

こんにちは。きものカフェバーこんこん店長てふてふです。
5/31に、こんこんが閉店するので今だから話せる思い出話を書こうかと思います。

開店初月、平日スタッフから「近所のお米屋さんが来て日本酒を希望されたので、ないと言ったら自分で買ってきました。大分文句を言っていたので一応お伝えしておきます。それは地元の町内会などに全く挨拶もないし、チラシも配られてない。地元の客に来てもらいたくないのか、といった内容でした。興味は持っているようでしたが、日本酒を置くのと地元を大事にしろということだと理解しました。」との連絡をいただきました。

とりあえずグーグルマップで米屋を検索しますがヒットせず。
もともと、あいさつ周りをしようと思い、店で待機していたので、聞き込み開始。

聞き込みポイントその1 世間話に混ぜる。

「わぁ、おいしそうですね。ぁ、えっと、この裏にカフェバーを開いたので挨拶に来たんですが、、、。とりあえずクリームパンもらってもいいですか?」

ポイントその2 まず自己紹介をしてそのあとすぐに会話がつながるように褒めましょう。お店でしたら買い物をすれば私たちはお客様です。

「ぁ、いいよいいよー。カフェバーなんてあったかなぁ」
「着物カフェバーこんこんです。」
「ぁ、着物やってるんだ?嫁さん好きなんだよな。そろそろ帰ってくるからちょっと待ってなよ」

ポイントその3 女性のほうが社交的な場合が多いので、惹きつけそうな話題を出しましょう。

お嫁さん登場
「着物のお店なの?」
「着物の販売もおいおい。主に土日をイベントにしているので、作家さんなども訪れる予定です。」
「いいわねぇ。行ってみようかしら」
「ありがとうございます。ぜひぜひ。ぁ、ところでご近所でお米屋さんってありますか?昨日、来てくれたみたいなんですが私は不在だったので、お礼に伺いたいのですが。。。」

ポイントその4 「お礼」などポジティブなワードを混ぜると人は口が軽くなります。

「お米屋?このあたりだと去年閉めちゃったからなぁ」
「少年野球の副理事もしていたみたいなので、有名な人なのかと思ったのですが。」
「あぁ!!〇〇さんところか!!大通りの向こう側だ!!」
「わぁ!!ありがとうございます!!」

ポイントその5 大通りを超えると近所じゃない(徒歩5分圏内)


特定完了。
店のホームページで顔写真を発見したので、スタッフさんに確認し突撃をしました。

突撃といっても「スタッフから聞いたんですが、昨日来ていただいたみたいでありがとうございます。私ももう一人の店長も別に本業を持っていまして、なかなか挨拶できず申し訳ありません。保存環境が難しいので日本酒は置いてなかったのですが、イベントごとではおいしいお酒をそろえるつもりです。お米屋さんですし、日本酒には詳しいと思うので、しっかりとそろえさせていただきますね。失礼いたします。」と軽く挨拶をし、退場しました。

その後、その米屋さんがいらっしゃることはありませんでしたが。

オーナーからの一言「すごい!!」
恋人からの一言「引く」

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