おしゃれに自信のない中高年の皆さんへ、この夏のファッションのヒント
街角を見て想う
傾向として今は完全に何でもありの時代。これといってみんなが一斉になびいているスタイルは無い。かといっていわゆる流行は一応あることはあります。
シルエットはゆったり、ナチュラル系、色はアースカラーもしくはモノトーン。米津玄師、高橋一生あたりをイメージしてもらうといいでしょう。芸能人、とくにミュージシャンが流行らしている感じですね。太めのパンツの街角で占める比率が一気に上がって来ています。むしろタイトパンツの方が少ない印象すらあります。
ブランドの動向をあげれば、ダウンで一時一世を風靡したモンクレール。ショーウインドウを覗くと、完全にオールシーズンのフルアイテム化を意識してますね。
そもそもアウトドア系のノースフェイスも一層オールアイテム化を進めている感が強い。
ヴィトンは村上隆のカラフルヴィトン以降、徹底した外部デザイナーとのタッグで大胆なイメージチェンジに成功してますね。
ファッションの世界だけは、暗いニュースの続く世相を尻目に元気がいいのがうれしいですね。
私たちもそれに乗っかって、開運を目指しましょう。
若者は、前髪をうんと長めにかつパーマでチリチリ気味にまさに米津風、が日に日に目につきます。
ツーブロックはすっかりおじさんにまで馴染んでしまってなんか微笑ましくさえあります。いいですね〜こんな自由さは。
中高年におすすめは…
完全フリーの時代ということで、自分独自のスタイルを目指してほしい。
要はもはや流行を意識する必要がないのだから、タブーだったコーディネートでも勇気を持ってトライしてよいのでは。
ただし、トンチンカンと紙一重なので、そして絶対外して欲しくないルール(鉄則)は厳然とありますので、そこは心してください。
例えばそもそものジャンルの混同、TPOの無視。
最大のタブーはアウトドア系の上下。こうしたものはプロのスタイリストが採ることもあるけど、これはかなり上級編のテクニックなのでお間違えなく。
迷ったらいっそ、かつてダサい象徴だったゴルフウェアが今はすごく洗練されてきているのでおすすめ。デパートのゴルフウエア売り場を覗いてみると驚きますよ。この変革は遼くんの影響から始まったとみてます。
また、先の米津風を取り入れるのは、残念ながら中高年には至難の業と言いたい。ゆったりシルエットはPapas止まりにしてほしい。
おすすめは、きれいめのジャケパンと、スポーツウェア系。できれば統一感をキッチリ出して。かつ高級感があるもので。
スポーツブランドものでオシャレ感を出すのは少し勇気がいります。例えば上下ホワイトで、くらいの思い切りが必要。中途半端なグレー、紺色はいけません。
間違っても気取って渋めの色づかいは火傷のもと。ひたすらジジ臭くなってしまいます。
これらをTPO によって使い分ければOKです
ルールのまとめ
大切なポイントとしては、「きれいめ」「シンプル」「清潔さ」
のオシャレ3大要素はキッチリ厳守です。
加えてジャストのサイズ感。いたずらにダブつくのはご法度です。
ワンランクアップ目指すなら、「一点豪華主義」と「差し色」がキーワードです。
前者はぱっと見で誰でもわかる高級な小物アイテムを一つだけ身につけます。時計、靴、ブレスレットetc.
後者は後ほど紹介します。
夏定番の麻素材は実は中高年には難しい。
徹底したリゾート用スーツにのみOKと心得てください。
中途半端に街着に取り入れるのはダメ。くたびれたおじさん感が漂うリスク大です。
TPOの注意点。
ノージャケならリゾートシーン以外は襟付きシャツを!
そして、ダッドスニーカーもおじさんはダメ。ここは楽さに逃げたり、流行を気取ったつもりはいけません。
色について
⚫️濃淡で決めようするなら、コントラストはしっかりつけて。
差の少ない濃度は若者しか似合いません。
⚫️ミドル、シニアのブラウンは、はっきり言ってやめた方がいいです。
グレーのストライプかグレンチェックが断然おススメ。
暗い色の無地はシニアの場合寂しい印象になり難しい。
ブルーなら明るめ一択です。
⚫️『差し色』はすごく効果的で、貴方を一気にファッション上級者に見せます。目立たなくても自身のココロに多大な影響を与えることも。
ワンポイントでごく小さい面積にうんと鮮やかな色を取り入れる場合を言います。
例えばチャコールグレーのスーツに靴下をグリーンやマジェンタで。あるいは襟元から覗く部分にのみ、といった具合。
もし、やや大きい面積に使う場合、鮮やかな色を気分の高揚のために使ってみる。
例えばジャケットの下に赤のニット、とか。
こんな楽しみ方で遊び心のスパイスをきかせながらの街歩きなら、ふさぎがちな気分も吹っ飛びますよ
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