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慢性上咽頭炎完治への道のり

2018年の7月に人生初の出産を経験してから、私の身体にはいろんな不調が出てきました。

その中でも今も尚ひきずっているのが何を隠そう【慢性上咽頭炎】!!

ちょっとした喉の風邪とかの場合は大体が急性上咽頭炎。

でもそれが治りきらずに度重なりどんどん慢性化してしまって

上咽頭炎がず〜〜っと何かしら炎症を起こしている状態になってしまうのが

慢性上咽頭炎なんです。

自覚症状は本当に人様々。

後鼻漏や鼻や喉の閉塞感、乾燥感、めまい、耳鳴り、不眠、肩こりなど

炎症を起こしている上咽頭から全然離れている場所に飛び火して

不調が出ちゃうケースもあるんです。。

上咽頭にはいろんな神経が通っていて、そのせいで体のいろんなところに

嫌な症状が出ちゃうんですって。。。

なので全然違う病気だと思い込んでて調べてみたら慢性上咽頭炎だったって人も

結構いるみたい。。恐ろしいですよね。

私がこの慢性上咽頭炎だと発覚したきっかけは

最初声がなんかかすれたり、声が鼻腔に響きにくいな〜〜って感じが続いてて

最初は風邪なんかな?と思って耳鼻科に行ったんです。

そこの耳鼻科の先生は慢性上咽頭炎についての知識がそこまで豊富ではなくって

慢性上咽頭炎の治療を行なっている所でもなかったので

まず声帯に問題がないかを見て、何もなかったんで風邪かな〜と言うことで

風邪薬を2種類ほど出して終わりました。

しっかりいただいた薬を飲み切ったんだけども気になる症状は全く変化なし。

こりゃセカンドオピニオンが必要かも!!と思い

近所の耳鼻咽喉科を選んで受診。

そこの先生が偶然慢性上咽頭炎治療の名医で!!

すぐに慢性上咽頭炎チェックをされて、重度の慢性上咽頭炎だということがわかりました。

『こりゃ〜〜結構重症だよーー』と言われたのをめっちゃ覚えています(^^;)

でもそんな重症っていう自覚はなかったんです。

きっともうその状態に慣れ切ってるところもあったんだろうなって今思うと感じます。

というのも慢性上咽頭炎って声をよく使う人に起こりやすいんですって。

私は当時シンガーソングライターとしてライブやレコーディング、練習リハーサルなどでめっちゃ歌ってましたし、これまでも路上ライブとか結構空気の悪いところでも大きく口を開けて歌ってきました。

そしてボイトレ講師のお仕事もしだしたので結構声は使ってたんですよね、、、

そして風邪を引くって時は必ず喉から!!だったので

上咽頭の環境はあんまり良くなかったと思います。大して日々の鼻うがいなどの

メンテナンスも全然してなかったし。

でもそこの耳鼻咽喉科で病名がわかった時、めっちゃほっとしたことを覚えてます。

本当に謎に喉の違和感が続いてたから、声帯も綺麗!風邪でもない!とわかった時変にめっちゃ不安になっていました。

しかも慢性上咽頭炎とわかりそこの先生がその治療に力を入れている人だったのでこれはめっちゃラッキーやんっ!!と希望も見えたのでした。

名医の助言を素直に聞き入れ、慢性上咽頭炎の唯一の治療法である<Bスポット療法>を週1回でスタート!!

名医曰くレベルが1〜5まであるらしく最初は3のレベルで始めました。

まずは鼻から綿棒を突っ込んで上咽頭を擦過!!うぅ、、、これは痛い。

炎症があるのでヒリヒリするんです。

そしてお次は口から上咽頭へ向かって上にゴシゴシ。

この口からの綿棒がめーーーーっちゃ痛い(泣)

何すんねんこの人〜〜〜〜!!!って頭の中で叫びながら最初治療を終えました。

中には気絶する人もいるらしい。

大人の男性でも泣き散らかす人がいるんだとか?!

私はなんかわかんないけどこのタイプの痛みにはまだ耐えれるタイプだったので(どんなタイプやねん、、、)

まぁこれなら週一回続けてもいいかな、これで治るんなら逆に毎日来たいぐらいやわっと思っていました。<結構早く治したくて焦ってました>

それから真面目に週一回通いこの耳鼻咽喉科では計30回はBスポットを受けました。

基本、Bスポット療法は10回を目安に続けて様子を見るところが多い?のかな。

急性の場合は1回ですぐ治る人もいるし、慢性化してても割と発症が浅い人であれば10回1クールすれば綿棒に血がつかなくなり嫌な症状も劇的に消えて完治!って方もいるんです。

しかし私は30回の中、一回ほどだけ今日は血があんまりつかないね〜と言われたのがあったくらいでそのあともやはり擦過すると綿棒には血がつき、

後半は名医的にマックスのレベル5の擦過(擦る回数が多くなる)

をおこなてもらってましたが、綿棒には毎度赤い血がべっとりついて

尚且つ、気になる症状的にも波はあれどなくなってはいませんでした。

実はこの治療の間に、私的に気になる症状が逆に増えていたんです。

それが声が詰まる、出しにくい、歌いにくい、響かせにくいって事だったんです。

最初は慢性上咽頭炎からの症状だと感じていたので

慢性上咽頭炎が治れば全てOK!!!って思って必死にBスポットを受けてました。

ところが全然声が詰まるって症状が改善しないしむしろひどくなってるような気もする。

それも毎回名医に伝えたところ、もしかしたら違う病気も合わさってるかもね、、、と言われて告げられたのが

『痙攣性発声障害』でした。

な、なんですかそれ?!!!!と驚きと共にまたちょっと安心した自分もいました。

それがこのなんとも表現しにくい声のつまりの正体なんや!!と。。

即行帰路でググる。『痙攣性発声障害』

すると出てきた典型的な症状がめっちゃ当てはまる。

そして発症しやすい人にもめっちゃ当てはまってる。。。。

調べるほどに怖くなってきました。

だって治療法が確立されてないって書いてある。

しかも唯一の治療法として推奨されているものが

外科手術で、簡単に言えば喉の軟骨を切って開いてチタン器具を入れる

なんとも怖い手術の内容のものが紹介されている。。。

めっちゃ落ち込みました。。。

その方法でさえ確実に完治とは言えないということも知りもう何がなんだかどん底。。

慢性上咽頭炎だけならまだしも、発声障害、しかもちょっとややこしいタイプのやつ。

次々起こる喉周りの障害、、、歌うことが何より好きだったし、それで今までやってきた自分にとってはめっちゃ辛いことが重なりました。

Bスポット療法を30回行い、それでもまだ治らない慢性上咽頭炎。

とにかく慢性上咽頭炎と痙攣性発声障害は別々に治療していかないといけないといことがわかりました。

でも心のどこかにきっと慢性上咽頭炎が良くなれば発声障害の方も良い方向には向かう気がして30回を機に、慢性上咽頭炎を直すべくいろんな方向への可能性を見出し治療を継続していくことにしました。

今後どんなことをしてきたか、今はどんな状況?!ということを全てこのnoteでシェアしていこうと思います。

長くなりましたが、私の慢性上咽頭炎完治への道のりの第一章として

最後まで読んでいただき感謝です。

また発声障害についても綴っていきます!!

同じ病状の人がもし読んでくれてたら、、、

私は誰よりもあなたの気持ち、わかります(T T)

でも一人じゃない!!こんなやつもおる!仲間もいるから

とにかく希望を捨てずに進みましょう!!と伝えたい。

一緒に完治目指して前進しましょう!!

夢見


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