無敵横綱相撲カイザーV

「庄之助くん!!」

オペレーターの荒見さんの声がコックピットに響く。僕は思わず竜巻司令に聞いた!

「決まり手は!?」

「バカモン!まだ終わっとらんわ!」

敵は恐ろしい再生能力とパワーを持つ強敵だ。一体どうすれば倒せるのか全くわからない!また、リヴァイア山がぶちかましてきた!

「うわぁぁ!助けて!ペナイン兄さん!」

コックピットの中は揺れ、僕の心はもう土俵際で粘る事を諦めようとしていた。その時!

「聞きなサイ!ショーノスケボーイ!例エ部屋(スタジオ)が同じデも土俵(ステージ)で取り組み(セッション)をする時はライバルなんダ!誰でも土俵の上では一人の力士(ディキシー)なんダ!」

ボブノ山さんは僕の弱音をファンキーに切って落とす!その言葉に僕の心と、相撲カイザーVの横綱・ハートが唸りを上げているのが分かる!

「天鳳!お返しにぶちかますぞ!」

機体制御補助AI〈天鳳〉に呼びかける

『変化、推奨シマス。』

「違う!横綱はいつだって、頭から強く当たるんだ!」

『モード、不知火、起動。』

不知火に横綱・ハートが真っ赤に染まるのが分かる!

【Tomorrow's torikumi...】


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