デジマ女子部~「ファンマーケティング編」~に参加してきました!

7月25日(木)、TECH PLAY SHIBUYAで開催された「デジマ女子部#14~マーケティングを基礎からしっかり学ぼう 「ファンマーケティング編」~」に参加してきました!
今回はその様子についてレポートします。
freeeさんとdocomoさんの事例から、ファンミーティング・ファンマーケティングについて学んできました。

「身近な誰かのイイネ!」が大切


freeeさんでは、「freeeマジ価値meet up」というファンミーティングを全国各地で開催しているそうです。ファンミーティングは"プロダクトに対するファンが口コミを通じてさらにファンを醸成してくれる施策"だそうで、会場費や料理は全て参加費で賄い、交通費も実費。運営もユーザーの方々に担っていただいているとのこと。そのため、ファンミーティングは売上を目標とせず中長期的な視点に立った戦略として位置づけ、ファンミーティングでの営業活動を禁止しているそうです。

特に私が印象に残っているのは、コミュニティマーケティングを始めたきっかけです。営業でなかなか思うような結果が出なかった時、お客様の判断軸が「良い製品である」とか「便利な機能」ということではなく「身近な人がいいと言っているかどうか」になっているのではないかと思い、ファンミーティングを始められたそう。すると、その後営業成績1位まで上り詰められたとのこと!

機能面で大きな差別化が図れなくなってきていることやネットで簡単に情報収集が可能になった今、実際に対面で会った人からの情報というのは、購入者にとって比較的重要で確実な情報源になるのかもしれないなと感じました。freeeさんでは、サービス導入前のお客様がファンミーティングに参加したり、ファンミーティングの分科会として既にサービスを熟知している人が導入したての一年生に使い方を教える「一年生分科会」を開催しているそうで、非常に興味深い取り組みだなと思いました。

「発信してもらうこと」で新たなファンづくりを


docomoさんは、dマーケットポータルのロイヤルユーザーさんを対象にファンミーティングを開催。そこで集めた声を新サービスやキャンペーンにいかしていったそうです。その結果、Twitterのフォロワー数が840%成長したとのことでした。ファンミーティングを開催した際に、意識したことは「ミーティング終了後、外に発信してくれること」。ファンミーティングの開催が本来の目的ではないため、ファンミーティングの良さを発信してもらうことで、dマーケットポータルファン・docomoファンを増やしていく試みとして今後定期的な開催を目指しているそうです。

docomoさんは、元々のユーザー数がかなり多いので、色々なことを試しつつユーザーさんの声を集められるのは強みだなと感じました。"外に向けて発信してもらうこと”を重視されていることはfreeeさんがファンミーティングを始めたきっかけと繋がるなと思いました。

ネット時代だからこその”生の声”や”口コミ”


freeeさんもdocomoさんも、”生の声”や”口コミ”というのに非常に重きを置かれているのが印象的でした。
弊社でも「ミエルカユーザー会」を定期的に開催しています。今回学んだことを、新たな分科会の開催や、ミエルカの良さを発信して頂けるようなファンづくりに生かしていければよいなと思いました。


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