花江夏樹さんの握手会に行ってきた

※2018年9月23日のブログ記事より。

先週末の話になるんだけれど、好きな声優さんの握手会に行ってきた。
かれこれ5年くらい応援している、花江夏樹さんだ。

最初に断っておくと、花江さんの話になると筆者は完全なるキモオタだ。自覚はある。
一時期LINEのアイコンをみそ・こんぺい(花江さんの飼い猫)にしていたのだが、友人に「何で他人の飼い猫をアイコンにしてるの?」と聞かれて「他人じゃない!」とキレてしまったときには、さすがに自分でも狂っていると思った。

それでも許してほしい。
本当に、心の底から好きなのだ。

握手会は、渋谷のヴィレッジヴァンガードで開催された。
花江さん×ヴィレヴァンのコラボグッズを5,000円以上購入し、抽選の末に勝ち取った握手会だ。

ヴィレヴァンの店員さんが、整列を呼び掛け始める。
整理番号順に並ぶとのことで、まぁまぁ早い12番を手にしていた筆者は、意気揚々と前方へ向かった。
ちなみに100人程度のイベントで、遅刻・欠席したのは3名のみだった。
みんな、本気(ガチ)だ。

優しそうな、若干髪の毛が少なめのおじさまが司会を進行し、イベントはトークから始まる。
トークの詳細は割愛するけれど、相変わらず天使、神、というかもう神を超えた何かであった。

ありがとう。
生まれてきてくれて、ありがとう。
コラボTシャツの販売、楽しみにしてます!!!

そして肝心の。
握手会である。

花江さん「皆さん緊張してると思いますけど、僕だって緊張してますからね!」

可愛すぎて禿げそうだ。
握手会は前方の席から順番に進んでいき、筆者は15番目くらいであった。
ぬいぐるみの手作りの衣装を自慢する人、「何を話すか忘れちゃった!」と戸惑う人、泣いてしまう人。
恋する乙女たち、可愛い。

そして筆者の順番が来た。
死ぬ。
死ぬ。
死ぬ。

夢子「ずっと応援してます!イベントもめっちゃ行ってて、大阪とか……この間の藤沢も行きました!」
花江さん「本当?あのイベント楽しかった?」
夢子「だのじがっだでずっ!!!!あと今、LINEのアイコンをみそ・こんぺい(花江さんの飼い猫)にしてます笑」
花江さん「そうなんだ笑。またイベント来てね」
夢子「いぎまず!!!!!」

何とか日本語に似た言語を話し終え、スタッフさんに案内されながら会場を後にする。
時間にして15秒くらいだろうか。スタッフさんに1度肩を叩かれたものの、花江さんは本当に優しいので、質問をしながらずっと手を握り続けてくれていた。
至福の時だ。

しかし。
駅へと向かいながら、何度も何度も話した内容を反芻しているうちに、ふと気になることが出てくる。

▼Replay
夢子「ずっと応援してます!イベントもめっちゃ行ってて、大阪とか……この間の藤沢も行きました!」
神「本当?あのイベント楽しかった?」
夢子「だのじがっだでずっ!!!! あと今、LINEのアイコンをみそ・こんぺい(花江さんの飼い猫)にしてます笑 」
神「そうなんだ笑。またイベント来てね」
夢子「いぎまず!!!!!」

もう一度。

▼Replay
夢子「 あと今、LINEのアイコンをみそ・こんぺい(花江さんの飼い猫)にしてます笑 」
神「そうなんだ笑。またイベント来てね」

引かれた。
LINEアイコン、絶対に引かれた。
瞬時に別の話へとかわされている。
紳士的な対応をされている。

直前の可愛い女子たちを見て、まるで自分も可愛い女子かと勘違いしてしまったのだが、結果的にただのキモい人だった。
神みたいな花江さんと比較したら、もう雲泥の差でキモい人だった。

これから好きな有名人の握手会に参加するオタク達に、伝えたい。
印象を残そうとするな。
爪痕を残そうとするな。
もうええねん、「何を話すか忘れちゃった///」でええねん。
その方が可愛いじゃん。
間違ってもLINEアイコンの話をしたらダメだ。
百歩譲ってもTwitterアイコンの話にしよう。

ちなみに、筆者のLINEアイコンはまだ猫のままです。

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